一見綺麗に見える、他人の肌。
しかし近くでよく見ると、ファンデーションの塊が目立っていたり、粉をふいていたり...。
実際は異様に汚かったりするメイク顔を見て「もしかして、私もこんなにひどい?」と思ってしまった経験はありませんか?
特に肌トラブルを隠すための定番アイテム“コンシーラー”の悪目立ち。
肌のコンプレックスを隠したいために使ったにもかかわらず、そこだけ変に浮いてしまったメイク顔。
出先で鏡越しに気づいた時にはショックを隠せない時もありますよね。
素顔より綺麗に見せるのがメイク本来の目的ですが、素肌より綺麗に見えない状態になってしまっては本末転倒!
そこで今回は、ヘアメイクアーティストchihoさんが実際やっている「コンシーラーをうまく使いこなせる方法」を教えていただきました。
付けたところが「固まる」!
「テクスチャ―が硬めで、しっかりカバーしてくれるコンシーラーの場合、コンシーラーをつけた所がしばらくすると固まって、逆に目立ってしまうことありますよね。
そんな時は手持ちのリキッドファンデーションとコンシーラーを混ぜて柔らかくしてから付けると、自然に肌のアラを隠す事ができます。
これは目の下のクマなど、皮膚が薄いところに硬めのコンシーラーが使いにくい、コンシーラーがたまりやすいところに特におすすめの使い方。
ぜひやってみてください」(chihoさん)
隠したいのに「隠せない」!
「コンシーラーを付けたところを叩きこんでしまう人を多く見ますが、あまり叩くとコンシーラーをせっかく付けても無くなってしまい、結局隠したいのに隠せないということに。
ひとまずコンシーラーを付けて肌のアラが隠れたと思ったら、そのまま中心は触らず周りだけ綿棒でぼかし、ベースに付けているファンデーションとの差をなくしましょう。
これで十分隠したいところは隠せます。
ついつい叩きこんでしまうぽつぽつニキビやニキビ跡を隠したいとき、またシミや肝斑を自然に隠したい時におすすめの使い方です」(chihoさん)