3:新しい服やメイクグッズを買いに行った

「長いセックスレスから夫が浮気し、さんざん揉めたけど何とか離婚届を提出できました。

しばらくはつらくて気持ちが落ち込み、何もする気になれなかったのですが、見かねた友人が買い物に連れ出してくれて、新しい服を購入しました。

『独身に戻ったのだから、新しい恋ができるんだよ』と友人に言われ、それで元気が出ましたね。

服やファンデーション、バッグなど改めて自分の好きなものを探すのは久しぶりにワクワクしました。

私を女性として見ていなかった元夫のことを忘れることができて、今はオシャレを楽しんでいます」(40歳/自営業)

一番身近な異性である元夫に「家政婦のように扱われていた」というこちらの元妻は、離婚後に見事なイメージチェンジを果たし、素敵な女性へと変身しました。

独身に戻るということは、新しい恋愛も可能。きたるべき出会いに向けて、生まれ変わった自分を手に入れるのも、落ち込みを吹き飛ばす立派な方法です。

いくつになっても、女性である自分を取り戻すことに遅い理由はありません。

4:家族で「プチ旅行」に出かけた

「性格の不一致というか、共働きで家事と育児の分担についてケンカばかりが増え、子どもに悪影響が出る前にと思い離婚しました。

それまで住んでいた家を夫に渡して私と子どもたちは私の実家に戻ったのですが、環境が変わったせいかしばらくは子どもたちも情緒不安定で、機嫌の悪い日が続きました。

そんなとき、両親が『心機一転しよう』と旅行の話を持ちかけてくれて、隣の県の温泉旅館にみんなで出かけました。

気がつけば旅行なんて結婚しているときはまったく行っておらず、子どもたちは広いお風呂にはしゃいで夜もぐっすり眠り、いい思い出ができたと思います。

両親には本当に感謝ですね」(34歳/歯科衛生士)

元夫といるときは、頭にもなかったという旅行。離婚後に自分の家族とみんなで出かけてみるのも、いい気分転換になります。

親の都合での離婚は、子どもたちにとってもネガティブな出来事です。旅行することで少しでも気持ちが晴れれば、それからの生活も少しずつ安定に向かうかもしれません。

離婚の直後こそ、家族の結束を強くする旅行で気分を明るくしたいですね。

する前は心から願っていた離婚も、いざかなうとそれで気が抜けてしまい、前に進めなくなる話はよく耳にします。

どんな人間であっても、身近な人が消えると喪失感を覚えるのは当然。ストレスが遠ざかった直後は平常心を取り戻すのが難しいともいえます。

ひとりで苦しむのではなく、つらいときは周りの人に助けを求めるのも決して間違いではありません。

新しい人生の第一歩のために、離婚直後のデリケートな時期は無理をしないよう心がけましょう。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line