3: よく通うお店について語り合う

「最寄り駅が同じ相手とやり取りをしていて、早く会ってみたいのだけど今は無理だし、行きつけや好きなお店を紹介しあっています。

『女性でもこんなお店行くんだね』『そこのマスター、ギャグが寒いけど楽しいよね』とか、行ったことのあるお店がかぶると楽しいですね」(33歳/総務)

「ふたりともお酒が好きで、週末によく行くバーについて話しています。マニアックなカクテルを作ってくれるお店をお互いに知っていて、『もしかして、隣に座ったことがあるかもね』とか話すのも楽しいです。

気軽に外出できるようになったら絶対行こうねと話しています」(38歳/営業)

信用できる相手なら、思い切ってよく足を向けるお店について打ち明けるのも、距離が縮まるいい機会です。

行動範囲が近い、お店の好みが似ているとわかれば、実際に会うときも待ち合わせの約束がスムーズに進みます。

ふたりで共有できるものが多いほど、マッチングアプリを抜け出したあとの関係が楽しみになりますね。

4: 持っている漫画や小説を見せ合う

「特にオタクってわけではないけど、好きな作家さんの特装版の漫画とか持っていて、それを話したら相手は有名な作家さんのサインの入った小説を見せてくれて、気がつけば何時間も話していました」(32歳/公務員)

「私はハードボイルドな小説が好きで相手はビジネス書などをよく読む人で、本棚の写真を送り合っていろいろ話すのがすごく楽しいです。

お互いにツイッターをしていて、アカウントはさすがにまだ言えないけど『この人もアカウントあるんだよ』っていろんな人を教えてもらえるのも新鮮です」(27歳/美容師)

よく読む本のジャンルなど、その人の思考が出る部分を語り合うのはお互いを理解しあう大切なきっかけです。好みがちがっていても、その世界の魅力を語り合うのは楽しいですよね。

本棚の写真を送り合うなんて素敵だなと思いますが、そこから自分の知らなかった情報を教えてもらえるのもいい流れ。

漫画や本に限らず、持っているものを相手に伝えてみると、そこから意外な共通点が見つかることもあります。

外出を規制されているときなどは、せっかくマッチングアプリでいい人と知り合えても、すぐに会えずテンションが下がることもありますよね。

でも、待ち合わせができないことを嘆くより、今の状態でどうふたりの関係を楽しんでいくかに目を向けるほうが健全です。

今のやり取りは、実際に会えるようになったときに必ずふたりの気持ちを盛り上げてくれます。

「先のこと」を見つめたやり方で、相手といい状態をキープしましょう。