「◯◯に移住する予定があって」
「興味のない相手から誘われたとき、『年内に宮崎に移住する予定なの。いずれいなくなる私と会っていただいても……』と断ったことがあります。これ、私のリアルな話で、嘘でもなんでもなくて。
相手からは『じゃあなんで婚活パーティなんて参加してたの?』と詰められて、別に怒らなくてもいいでしょ……とイラッとしましたが(笑)。ただ、大半は物理的に距離ができる(たとえ恋愛関係に発展したとしても、遠距離恋愛になる)と思うと、あっさり引いていくんだなと気づきました」(32歳/デザイナー)
「引っ越し」というと近場感がありますが、「移住」という響きはやや遠方へ移る感を出せます。だからあえて移住という言い回しを選ぶこと。ただし、本当に移住する予定がない場合は嘘になるので、「1〜2年以内に移住したい願望があるから、今ここで深い関係の相手ができると、自分的につらいから」と、ややマイルドな表現を選ぶのが◎でしょう。
「今は趣味を優先したい」
「角が立たない断り方は常に研究中です(笑)。最近よく使っているのは『今は趣味を優先したい』。格闘技が好きなことを周りにも伝えているので、決して不自然な言い訳には聞こえないと思います」(28歳/IT)
熱をあげている趣味があることを、事前にアピールしておくことが大事です。その趣味を愛し、深く通じているようであれば、説得力も一段と増します。
誘ってくれる相手とは、いつどこで再度つながるかわかりません。仕事で関わる可能性もあるでしょう。そのため、相手を傷つけない、跡を濁さないスマートな断り方をマスターして。