映画『一週間フレンズ。』大ヒットイベントが1日、東京都内で行われ、出演者の川口春奈、上杉柊平が出席した。
葉月抹茶氏による人気コミックシリーズがアニメ、舞台に続いての実写映画化となるこの作品は、“友だちの記憶”を1週間で失ってしまう記憶障害を持つ藤宮香織(川口)と、初めて彼女に会った日から心惹かれ「友だちになってください」と思いを伝え続けるクラスメートの長谷祐樹(山崎賢人)が織りなすまっすぐなピュアラブストーリーを描く。
公開から11日間がたち、映画の感想などが書き込まれるツイッターなどのSNSについて川口は「敏感ですね、やっぱり。単純に気になる。私たちが全力で撮影した作品がどういう風に届いているんだろうなって」と気にしているようで、「書いてくださる方がたくさんいるし、いろいろなメッセージが届くのでたくさん見せてもらっています」と喜んだ。
九条一役の上杉は「昔、バイトしていたところの店長さんとか、映画はなかなか見ないと言っていた人が連絡をくれたり反響を実感しています。『久々に映画館に行ったんだけどよかったよー』って。けっこう(年が)上の方だけど、感動していたみたいですよ」と身近な反応を明かし、川口も「大人の方に響いてくれたらうれしい」と手応えを実感した。
ファンから送られてきた劇中での心に残ったせりふが紹介されると、川口自身は「一番好きなせりふは最後のシーンで、本当に最後に発する香織のせりふ。言葉だけじゃなくて大好きなシーンなのでぜひ見てほしい」と呼びかけたが、「僕も最後かな」と同意した上杉に「一緒だとあれだから、違うのを言った方がいいんじゃない? まだあるでしょ」とやり直しを要求して笑わせていた。
また、あす3月2日の“meets(=出会い)の日”を記念し、来場者を「大ヒットフレンズ」に認定、2人から“ご縁(5円)入りの特製大入り袋”が配布された。