電動アシスト自転車のプレミアムe-Bike「BESV(ベスビー)」の新モデル発売記念イベントが7日、東京都内で行われ、女優ののんが登壇した。
「BESV」アンバサダーに就任したのんは、黒のシックなジャケットスタイルで登場。今回のアンバサダー就任を機に「初めて電動自転車に乗った」といい、「感動的でした。スイッチを入れた時に、グーンと進む。本当に進む威力が体感できて風を切るのがすごく気持ち良かったです。全く疲れず楽しく乗れました」と興奮気味に振り返った。
“バッテリー長持ち”の同自転車にちなみ「のんさんの場合、1回寝るとどれぐらい(体力が)持つ?」と聞かれると、「仕事に出ている時はかなり元気になるので幾らでもいけます。おうちにいる時はクタッとしていますが、一歩外に出るとビシっとしているので、幾らでも頑張れます。元気百倍です」と語り、ほほ笑んだ。
洋服作りが趣味だというのんは「素材や布を買いに行く時は、この電動自転車に乗ると遠い所まで買いに行けるのが良いですね」と語り、具体的に行ってみたい場所として「日暮里」を挙げた。「おうちから結構(距離が)あるので、普段は躊躇しちゃうけど、これならかごに荷物を乗せていろいろ回れます」と声をはずませた。
一時は露出が減ったのんだが、昨年は映画『この世界の片隅に』で主人公の声を務めるなど徐々に活動を広げている。改めて「仕事ができる楽しさ」について問われると「感じています。最高です」と話し、今後も「粛々と頑張っていこうと思っています」と語った。
「今の事務所は“自転車操業”じゃなくなった?」という突っ込みには「自転車しょうぎょう…?」と理解していない様子だったが、「自転車そうぎょう…もいいですね? やってみようかな」と天然発言で返して、会場の笑いを誘った。
この日、女優として演じることが「好きです」と改めて意欲を見せたのん。舞台にも「挑戦したいです。一度もやったことがないので。今年に…というわけではないですが、長い目で見て自分の中で準備をしておきたいな、というのがあり、発声練習とかをしています」と近況も明かした。
また、宗教団体「幸福の科学」に出家した清水富美加に関して「連絡を取ったりすることは?」という質問も出たが、すかさず関係者が「イベントに関する質問のみ」とさえぎったため、空気を察したのんは、笑みを浮かべたまま無言でリポーターと顔を見合せるのみだった。