少子化の影響もあり「待機児童問題」と並行して「不妊問題」が社会的に注目されています。
今や不妊に悩むカップルは5.5人に1人と言われ、不妊治療を受けている患者数は50万人とも言われています。
潜在患者数を合わせればもっと増えるのではないかと言われていることから、もはや「不妊問題」は他人事ではなくなってきました。
「不妊」とは、子どもを望んでいるのに出来ない状態のことを言いますが、1人目不妊も2人目不妊も同じ不妊には違いありません。
しかし社会が注目するのは1人目不妊であることが多く、2人目不妊はどちらかと言えば軽視されてしまいがちです。
妊娠を望んでいるのに出来ない辛さは1人目も2人目も変わりはなく、言葉では言い表せないほど辛く切ないもの。
不妊問題はデリケートな問題だけあり、気軽に人に相談できるものではありません。
そのため誰にも相談できずに、一人で悩み込んでしまう可能性が高いものです。
今回は2人目不妊に着目し、働きながら1人の子どもを育て、辛い不妊治療に挑んだ経験のあるママにインタビューをしてみました。
どのような苦労があり、どうやりくりして2人目を授かったのか……働きながら子育てをしている、2人目不妊に悩むママの参考になればと思います。
2人目不妊は1人目不妊より大変!
望んでいたタイミングで最初の子どもを授かった場合、2人目もすんなり授かるものだと思う夫婦は多いと思いますが、なかなか2人目が出来ないということはありますよね。
1人目はたまたまタイミングよくすぐに出来たというだけで、2人目を望んでいるのに1年経っても2年経ってもなかなか出来ないカップルは意外に多いものです。
子どもが2、3歳くらいになると子育てにも余裕が出だし、一人っ子では可哀そうだからと2人目を考え、不妊治療に臨むこともあると思いますが、2人目の不妊治療は1人目の不妊治療とは大変さが違うと経験者は声を揃えて言います。