行動パターンで分かる!夫の「貯蓄上手度」チェック(2)

行動パターン4:やりたくないことほど先に片づける

貯蓄上手の人の68%は「やりたくないことほど先に片づけるようにしている」と答え、非貯蓄上手の人の50%を上回りました。

やりたくないことを先延ばしていると、いつまでも「あれをやらなくちゃ」とストレスがつきまとい、パフォーマンスも下がります。お金に関しても、ピンチな状態に見舞われたとき、「後で考えよう」と放置していれば事態は悪化するばかりです。現実を直視して、先に具体的な解決策を出す方が収支をうまく調整することにつながるはずです。

行動パターン5:資産運用に一度は興味を持ったことがある

もっとも差がついたのがこの問い。貯蓄上手の人の39%が資産運用に興味を持っているのに対し、非貯蓄上手の人は19%という結果になっています。

投資はギャンブルのようなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、現代ではコツコツ貯蓄をするだけではなく、投資を検討するのは筋の通った判断といえるもの。自分の現状を把握して、お金を増やすための手段を考えられる人こそ貯蓄上手といえるのでしょう。

行動パターン6:外食ですぐに注文を決められる

すぐに注文を決められるかどうかは人間性がよく表れるもの。貯蓄上手の人の73%が「すぐに決められる」と答え、非貯蓄上手の人の58%に差をつけました。

ここで重要なのが「決断力」。性格分析でも、自分の決断に自信がある人ほどお金が貯まりやすい傾向があるといいます。たとえ、仮に頼んだ料理がイマイチでも「次は違う店にしよう」などと気持ちを切り替えられるのも大切。細かいところに執着してストレスをためず、潔さのある人の方がお金と縁をつなげるのだとか。

いかがでしたか。残念ながら貯蓄上手ではない旦那さんだった場合も大丈夫。行動や考え方を意識的に変えることで、「貯まる人」に変わっていくはずです。

詳しくはぜひ本書をご覧ください。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。