手紙についてのほろ苦い思い出を語った多部未華子

 NHKドラマ10「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」の試写会と会見が11日、東京都内で行われ、出演者の多部未華子、高橋克典、上地雄輔、片瀬那奈、新津ちせ、江波杏子、奥田瑛二、倍賞美津子が登壇した。

 ドラマは、亡き祖母(倍賞)から「代書屋」を兼業する「ツバキ文具店」を受け継いだ鳩子(多部)が、さまざまな依頼に応える中で、成長する姿を描く。

 多部が撮影中のエピソードとして「私は本当に人見知りで…。しゃべらない…」と語ると、すかさず上地が「よくしゃべります!」と暴露。他の共演者からも「よくしゃべる、しゃべる!」と声が上がり、会場を沸かせた。

 また、ドラマの内容にちなみ、手紙に関するエピソードについて質問された多部は「中学でお世話になった担任の先生に、大学生になって手紙を書きました。高校受験の時に夜中まで親身になって考えてくださって、大学に入った時に、ふと『手紙を書きたいな』と思って書いたんですけど…。封までしたのに、結局、恥ずかしくて出せませんでした」とほろ苦い思い出を語った。

 ドラマは14日午後10時から毎週金曜日に放送。