東京ディズニーシー、ロストリバーデルタの「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」は、若さの泉を探しに、魔宮に入り込んだ観光客の冒険を、体験するアトラクションです。
アトラクションは勿論のこと、スタンバイならではの楽しみもあります。
そこで今回は、スタンバイの醍醐味をご紹介します。
マヤ遺跡には、不思議がいっぱい
魔宮の随所に見られるマルバツ模様
魔宮の外壁を見ると、マルバツ模様が巡らされています。
バツは、プルメリアの四枚の花弁を表した、神への供物としての花かもしれません。
マヤ文明では、花は太陽と関係が深かったので、マルが太陽を表し、神を賛美する模様かもしれませんね。
もっと推理の材料を求めて、スタンバイ列を進みましょう。
※スタンバイ順路は状況によって変わります。
ジャガー登場
スタンバイ列は、岩屋のようなトンネルをくぐります。
明かりのともる、レリーフがありますよ。
探検ツアー中に、吹き矢を飛ばす顔と同じです。
人間がジャガーの頭を、ファンキャップのようにかぶっている感じですね。
メソアメリカで最強の動物は、ジャガーです。
ジャガーは神獣でもあり、王や戦士の象徴でした。
羽毛の蛇、ケツァルコアトル?
岩屋から出ると、ピラミッドの基部に、生き物の頭部が見えてきます。
びっしり、鳥の羽毛のようなものが生えていますが、鳥ではなさそうですよ。
羽毛と言えば、羽毛の蛇で象徴される、ケツァルコアトル神が有名です。
世界一美しいと言われる、幻の鳥ケツァールと、神格を持つ蛇が、結びついたと言われています。
ケツァルコアトルは、ピラミッドや神殿の外壁装飾としても、用いられるモチーフです。
ついでに、ケツァールの長く美しい羽根は、王や最高位の神官のみが、装身用に使えました。