海外のディズニーパークは、どうなってるの?
2020年5月5日、ディズニーの最高医療責任者を務めるパメラ・ハイメル博士は、今後のパーク運営についてのメッセージを発表しました。
博士はパークの段階的再開に触れ、ソーシャルディスタンスの確保や、キャストの研修などについて取り組む、と説明。
ディズニーは様々な安全対策を考え、5月11日から、上海ディズニーランドの営業を再開させました。
入園は、前売りチケットを購入した人と、入場予約をした年間パスポート保有者に限定。
アトラクション内でも「ここに立たないでください」という表示を徹底して、ゲスト同士の間隔を確保しています。
屋外のショーでは、ゲスト同士が密集しないように、鑑賞エリアを分けて案内する徹底ぶり。
新規感染者数を抑え込んでいる中国でさえ、ここまで取り組んでいるのです。
アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは、7月11日から順次テーマパークの運営を再開させる予定です。
5月20日から先行再開したショッピングエリア「ディズニー・スプリングス」では、ゲスト・キャスト双方のマスク着用、体温チェック、ソーシャル・ディスタンスや消毒の徹底といった取り組みが実施されています。
新型コロナウイルスの流行が続くアメリカ。
上海ディズニーランドと同様に、徹底的な対策が行われるでしょう。
新しい生活様式を守って、ウイルス流行を抑えよう!
今回は、東日本遊園地協会と西日本遊園地協会が作成したガイドラインをもとに、コロナ後の東京ディズニーリゾートの姿について考えてみました。
オリエンタルランドからは、再開後のパーク運営について、公式には発表されていません。
ガイドラインの項目すべてが、パーク内で実施されるとは限りません。
また、ガイドラインには、「感染をゼロにできるものではなく、感染リスクを低下させるためのものである」という文言も。
今後のウイルスの流行状況によって、内容は大きく変わっていくでしょう。
「アフターコロナ」という言葉も、メディアで取り上げられるようになりました。
新しい生活様式を守りながら、私たちもウイルスの流行を抑えていきましょう。