写真投稿サイト「Instagram」で13.6万人のフォロワー(2017年4月現在)を持つカフカヤマモト(@cafca_yamamoto)さん。
家族の何気ない日常を切り取ったイラストは、育児中のママなら誰でも共感し、くすっと笑えること間違いなし。2人のお子さんに向けられるカフカさんの温かな目線は読者の心を惹きつけています。
今回は、カフカヤマモトさんに、インスタグラムや現在発売中の書籍『家族ほど笑えるものはない』の制作秘話をお聞きしました。
絵日記代わりに始めたインスタが大人気!
——まだご存知ない方のために、書籍に登場するご家族のご紹介をお願いできますでしょうか。
カフカヤマモト(以下、ヤマモト)「カフカヤマモトと申します。どこにでもいる普通の兼業主婦です。台所でビールを飲みながら、一日の終わりに家族の絵日記を書いてインスタグラムにアップしています。
家族は、2歳の娘、5歳の息子、夫、私の4人。娘は丸々とたくましくて気が強く、時々お兄ちゃんを泣かせてしまうほど。息子は、怖がりで優男ですが、調子に乗りすぎて私によく叱られています。
夫は、口数が少なく無表情ですが、家事育児にとても協力的です。すね毛や無精ひげを描いても、いびきがうるさいと愚痴を描いても、なぜかインスタグラムのフォロワーさんからは根強い人気があります……(不思議だ)。」
——インスタグラムに投稿しようと思われたきっかけをお伺いできますか?
ヤマモト「第一子(息子)を産んで職場に復帰した時、あまりにも毎日が早く過ぎ去ってしまうことにショックを受け、我が子の成長の様子を忘れまいと急に思い立って5年、日記を始めました。それをインスタに投稿しようと思ったのは娘が生まれた直後からです。
写真や文章は苦手で、フェイスブックやツイッターなど流行りのSNSなど一切やったことはありませんでしたが、インスタなら絵日記代わりに簡単に始められるんじゃないかと思いました。実際、とても気楽に続けられています。」
——ご家族からイラストや書籍について感想はありますか?
ヤマモト「実家の親や姉妹は面白いと喜んでくれて、もう何十冊も買って友人や同僚に配ってくれているそうです。むちゃくちゃ恥ずかしいですが、多少の親孝行になったのではないかと思うと嬉しいです。
半面、夫や子ども達はいたって冷静。本が出る前の生活と、我が家は何も変わっていません。」