仕事や暮らしに役立てたい。スキルアップにつなげたい。「できること」を増やしたい。「得意なこと」を強化したい。女性向けのサービスを提供し、独立開業したいetc.……。

そんな風に思い立ったら、今すぐ探したいのは「使える資格」。では、この時代に取得すると実用的な資格って、いったいどんなものがあるの?

今回、自分に必要な資格を取得して、日々の仕事や暮らしに活かしている女性たちに話を聞いてみました。

動物愛玩飼養管理士

公益社団法人日本愛玩動物協会による民間資格。動物の習性や正しい飼育法を学びます。

安易な気持ちでペットを飼い始めたものの、飼うのが難しくなって捨ててしまう行為や、近隣の人とのトラブルに発展してしまう問題は、動物のことをきちんと理解していないがために起きること。この資格はそれらを防止するための啓蒙活動のひとつでもあります。

「大きくふたつの理由から動物愛玩飼養管理士の勉強をしようと決めました。

ひとつめは『自分が大好きな動物についてもっと知りたい』という思いです。もともと動物が好きで、幼い頃からずっと猫を飼っていました。大人になってひとり暮らしの家でも猫を飼う際、動物愛護団体から引き取る方法を知りました。あるとき動物愛護団体を取材したのを機に、のちにその団体から猫を引き取って、今一緒に暮らしています。

飼い始めてから、動物たちが少しでも健やかに、そして幸せに生きるための力になりたいと思うようになったんです。

ふたつめは『仕事につなげたい』という気持ちです。今までも動物に関する取材はしていましたが、どちらかというと『好きだから』という理由で、詳しいわけではありませんでした。ライターという仕事柄、『好き』だけでなく専門的な知識もあれば、もっと求められる場面が増えるのではないかと思ったからです。

とくに資格となると勉強したことが証拠となって残るので、クライアントさんも『勉強した方なら頼みたい』となるはずです」(29歳/ライター)