アルルカン

2DAY(RED)

SEが鳴り響き、メンバーが順番に登場し、最後に暁がゆっくりとステージにあらわれる。1曲目は『道化の華』、『omit』『SynonyM』と序盤から飛ばしていく。

前日同様この2DAYSの趣旨を暁が説明し「皆の欲しいものをしっかりとりにきてください、欲しかったものを持って帰ってください。良いですか?」と語るとフロアからは拍手がおきた。

『カレイドスコープ』、『エンヴィー』、そして『真っ赤な嘘』とアルルカンの”せつない”部分が際立つ曲が続き、『ステラ』『人形-ヒトガタ-』で再びヒートアップしていく。

「ただいま東京!」と祥平。「(MCは)苦手なんだけど、この場をお借りして。皆さんのお陰でツアーを回ることができました」と続けた。

アルルカン・暁(Vo)
アルルカン・來堵(G)

「ここでメンバーひとりずつコメントをもらう?」と奈緒が提案。

「”楽しいにつきる”ツアーだったね。皆が最後まで盛り上がって良いツアーにしたいなという気持ち」と祥平のコメントから始まり、「ツアーを回ってきて、ここで思いっきり皆でとことん楽しもうという気持ちだけです、ありがとうございます」と堕門。

來堵は「このツアーでは自分に入り込みすぎて自分と向き合うことが多くて、良いツアーだったので皆にも感謝している」と語り、「一声ください」とフロアへ声を求めると、大きな反応が帰ってくる。そして「これが俺のツアーの結果です」とまとめると、さらに大きな拍手がおきた。

「そんなかっこいいことをされると喋りづらい(笑)」と奈緒。彼はこのツアーで黒の日は喋らずに、赤の日は自分を出すーーというように、コンセプトどおりに見せるつもりだったが、「自分は普段どんなライブをしてたのだろう?」と自問自答するようになり、結果セミファイナルで「俺のままで良いんだ」という答えにたどり着いたという。

そして「黒はわかりにくいけど(アルルカンのキャラクターを知っていたら)楽しめる、赤は単純に騒いで楽しめる。赤と黒、どっちがいいかではなくて黒ができるのは赤の空間のおかげ」と暁。