アルルカン・奈緒(G)

メンバーそれぞれにコメントした後「あとは騒ぐだけだよね! なあ」と祥平が堕門にふると、「もっともっと楽しもうぜ!」と堕門。そしてフロアとの煽りあいがスタートし、続いて『blind bud』、『ダメ人間』、『シオン』と駆け抜け、「もっと大きいところへ行こうな! 今持っているもんじゃ足りないから、いろんなものを見に行こう、今じゃ足りないよな!」と叫ぶ暁、「足りなーい!」と返すフロア。「じゃあ見に行こう!」と続け『パノラマ』へ。

『Utopia』を堂々と歌い上げ、「このツアーで”赤”と”黒”を分けたけど、両方やればいいんだなと思った」という暁。アルルカンが始まって徐々に忙しくなっていく中、一生懸命になりすぎて見えなくなっていたものも少なくなかったという。このツアーでそれを見つめ直すことができたとファンに感謝を述べた。

「バンドで確かめることのできたことをちゃんと形にするために、発信しなくてはならないから、これからも……”よろしくお願いします”は(自分の性格上)嫌だな」と言葉を選ぶ暁。奈緒とともに結びの言葉を相談し、「これから……、もその目で見て、信じるものがあればついてきてください。今まで通りその気にさせます」と結んだ。

ライブは終盤戦へ。『ジレンマ』、『Eclipse』を演奏し終えると、暁の口から11枚目のシングル『価値観の違いは唯一の救いだった』を告知。このシングルは表題曲と1年目にリリースした曲を再レコーディングした14曲の音源集付き、合計15曲の”シングル”になるという。今では入手困難曲を含めた1年目の曲を再レコーディングというのは奈緒たっての希望だったという。

このリリースにあたっての東名阪ワンマンツアー、続けて4周年ワンマンツアー「凸凹」も暁の口から発表された。

メンバーがステージから去り、幕が下りると『価値観の違いは唯一の救いだった』のMVがスクリーンに映され、大きな歓声が沸き起こる。

アルルカン・祥平(B)
アルルカン・堕門(Dr)

終演アナウンスが流れてもアンコールの声が鳴り止まないフロアに対して「(アンコール)いる?」と幕の向こうから暁の声。幕があがり、最後の最後は『MAZE』でこのツアーは締めくくられた。

『価値観の違いは唯一の救いだった』のアーティスト写真の、赤と黒が混在する衣装はアルルカン初期イメージを彷彿とさせるが、だからこそこの3年余りで大きく成長したということが感じられるように思えた。

「赤」と「黒」で改めて自らのアイデンティティを確認したアルルカンの今後が楽しみた。

セットリスト

15日(BLACK)

1.白い鬱
2.境界線
3.in the dark
4.「私」と"理解"
5.墓穴
6.MAZE
7.像
8.独白
9.カルマ
10.clepsydra
11.lullaby
12.暁
13.拒絶
14.imp
15.ハッピーセット
16.影法師
17.AN REC ODD
18.クオリア
(アンコール)
1.像

16日(RED)

1.道化ノ華
2.omit
3.gossip
4.SynonyM
5.カレイドスコープ
6.エンヴィー
7.真っ赤な嘘
8.ステラ
9.人形-ヒトガタ-
10.blind bud
11.ダメ人間
12.シオン
13.パノラマ
14.Utopia
15.リビドー
16.DROPLET
17.ジレンマ
18.Eclipse
(アンコール)
1.MAZE