アルルカン／撮影・遠藤真樹
12月24日、東京・高田馬場AREAにてアルルカンとえんそくの2マンライブ「This is a ダメ人間」が開催された。
ヴィジュアル系シーンの中でも飛ぶ鳥を落とす勢いのホープと10年選手、一見異色ともいえるこのライブ。えんそくのぶう（Vo）いわく、えんそくは「老舗のちゃんこ屋」で、アルルカンは「行列のできるカレー屋」だという。いわんとしてることは、何となく伝わるような……？
そして、アルルカンのファンの名前は「ダメ人間」、片やえんそくは「イイコ（※その時期のコンセプトによって園児だったり戦闘員だったりで、最近は『イイコ』なもよう）」で、ファンの名前もちょっと狙ったかのよう。
クリスマスケーキよりも高カロリーなメニューを求めて来場した「ダメ人間」と、「イイコ」で高田馬場AREAのフロアは満員御礼状態。
えんそく
えんそく
先攻はえんそく。
SEの『Sweet Nightmare March』が流れ幕が開くと、ミド（B）、Joe（G）、クラオカユウスケ（G）、ぶうがすでにスタンバイ。
1曲目は『12モンスターズ』。陽気なサウンドにあわせてフロアの「イイコ」たちが、極太のペンライト（正式名称「別売･光るトレーニングモッシュ棒」）を掲げる光景は圧巻。
えんそく・ぶう（Vo）
続いての『宇宙大天使土曜日』では、「今日はぐちゃぐちゃしたことは何一つ考えずに！ ただ楽しい日にしたい！」と、この日への想いをぶうが叫ぶ。
「クリスマスイブだというのに、こんなわけのわからないライブハウスに来て、わけのわからない踊りに付き合ってくれてありがとうございます！」と、ぶう。
「クリスマスとかアタシ知らないと思いつつも、楽しそうなヤツをみるとイライラするよね～？ 嫉妬の心は抑えられないよね！ たけど（ライブの方が）キスやペッティングより全然気持ちいいよ！ 最高だね！ 今日は快楽を貪りに来たよ！」と宣言。
