皆さんこんにちは、Chaccoです!
我が鈴木家は、夫婦そろって『料理』が趣味です。
なので連休などに旦那のほうの『じぃじ・ばぁば』が孫に逢いに遠くから来てくれることになると
「今回はどんな御馳走でおもてなししようか!?」
と、1週間前くらいから夫婦でメニューをアレコレ考えるのがお決まり。
3日前には買い出しを済ませ、2日前には仕込み、前日の夜にはメインを完成させて準備万端で当日を迎える気合の入れよう。
「遂に今日はコレを皆で食べれるんだ…喜んでくれるかな…ふふ…うふふ…」
ニタニタしながら旦那と料理の最終仕上げに取り掛かっていると、
ピンポーン!…と玄関チャイムが。
そこには目をキラキラさせたじぃじとばぁば。
ワタシ「わー!お久しぶりですっどうぞどうぞ!」
ばぁば「Chaccoさん元気!?あっらー、きんちゃん大きくなったね~~!」
旦那「父さん、荷物いっぱいじゃん、大丈夫?」
じぃじ「おぉ、コレな、きんちゃんへのプレゼント持ってきたぞ」
ムスコ「あっばぁぁあ~~~☆」
大人一同「あっはははは!」
到着早々に、どこぞの王子か皇族か!ってくらいの注目を得たムスコ。
超ゴキゲンでじぃじとばぁばに遊んでもらい、キャッキャと走りまわっています。
――だが、それはワタシと旦那が渾身の料理を披露すると共に終焉を迎えるのです――
旦那「俺さ、鯛の塩釜焼きに挑戦してみたんだよ。洋風にコリアンダーとか生ハーブをお腹に詰めてオーブンで焼いたんだけどさ」
ばぁば「えー!すごいすごいっ食べよう!」
じぃじ「コレはChaccoさんが作ったの?」
ワタシ「はいっ!スペアリブをマスタード・蜂蜜・マーマレードで煮たんです!サラダもあるんで一緒にどうぞ!」
ばぁば「じゃあアタシの持ってきたお赤飯も一緒に出しちゃおうか」
ワタシ「やったー!いまチンしてよそりますねっ」
旦那「はいコレ、取り分け皿。あとスペアリブの骨はココに入れちゃって」
ワタシ「おまちどーさんでーす!お赤飯も置きますね~」
お腹の空いたじぃじ・ばぁば。料理の説明に燃えるワタシと旦那。目の前に広がる御馳走ーー。
この瞬間から皆の頭の中が
“自分の孫(ムスコ)が超可愛い件について”から
“目の前の肉と魚がどうにも美味そうな件について”にビュンッ!とチェンジしたのです。
大人一同「いっただきまーす!」
―――モグモグモグモグ---(約20分間)
ばぁば「おっいし~!鯛の身がふっわふわっ」
じぃじ「このサラダのドレッシングがいいね。うまいうまい。」
ワタシ「うう~っワタシお義母さまの手作りお赤飯すっごい好き~!」
旦那「やっぱ圧力鍋で作ってるからスペアリブもホロホロだ!」
そうして皆の脳内が『飯・飯・肉・魚・菜・肉・肉・飯・飯』みたいになったとき、
どこからか『…コトン』という物音が。
ハッと我に返って気づく
――ムスコどこいった?――