3: すれ違いがあっても離れずに向き合ってくれる
「普段から仲のいい女友達がいるのですが、恋愛観について話しているときに意見のすれ違いがあって、お互いに譲れずちょっと気まずい空気で別れたことがあります。
もう疎遠にされるかもなと思ったのですが、しばらくして
『この間はケンカみたいになってごめんね。意地になっていたかも。でも、○○ちゃんの気持ちもわかる』
とLINEをくれて……。
私も頭でっかちだったことを謝って、また会う約束をして次はいつものように楽しく過ごせてうれしかったです。
すれ違いがあっても向き合える女友達がいるっていいなと思います」(34歳/総務)
どんなに仲が良くても、意見が衝突したりケンカになったり、心を開いているからこそいさかいも起こります。
そんなときに、気まずいままで距離が開いてしまうのではなく、すれ違いを修正していい関係でいようと努めてくれる姿に本当の友情を感じるもの。
自分から謝ることには勇気がいりますが、それでも向き合おうとするのは、関係を大切にしてくれている証拠です。こんなつまずきを乗り越えていけることがありがたいですよね。
お互いがポジティブな気持ちを取り戻すには、こちらもきちんと悪いところを認める姿勢が欠かせませんが、そうやって友情と信頼を厚くできる女友達の存在は、何にも代えがたい宝物ではないでしょうか。
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「女の友情は紙より薄い」と言う人もいますが、それはふたりの間に本当の信頼がないからです。
「この人は信じられる」と心から思えるのは、自分に何かあったとき本当に親身になってくれるから。そしてそれは、普段からいかに気持ちを打ち明けあえているかが現れます。
本当の友情は、行動に見返りを求めたり一方的に尽くさせたり、片方にストレスのある関係では築けません。
同じ目線で対等に意見を言い合えたり、ピンチのとき真っ先に手を伸ばしたくなったり、そんな前向きなつながりを目指したいですね。