「みんなー元気ー!? だいすけお兄さんは夜も元気ーー!」
夜中に更新された『横山だいすけオフィシャルブログ』の意外な一文にファンは騒然。
9年間勤めたEテレ『おかあさんといっしょ』の「うたのお兄さん」のイメージに加え、新たに見えてきた可愛らしさで、これまでの放送とは別の形で連日ファンの心を掴み続けています。
そして、2017年6月7日(水)には、だいすけお兄さんの卒業を記念したメモリアルプラスDVD/CDが発売。
このDVD/CDにはたくさんのだいすけお兄さんが残されていますが、横山だいすけさんはどんな「うたのお兄さん」だったのでしょうか。
夢はうたのお兄さん
「持って生まれた声質は近年のうたのお兄さんの中では最も個性がない。しかし、うたのお兄さんへの思い入れの高さで、努力を重ねて、年々うまくなってきている。本心から子どもたちに歌を届けようという純粋な思いが伝わってくる。」(ファンの女性)
児童期から合唱に親しみ、学生時代には「うたのお兄さん」を目指すようになった横山だいすけさん。
音大卒業後は、ひなたおさむさんや今井ゆうぞうさんなど歴代のうたのお兄さんが所属していた劇団四季に入団、研修生として技術を磨きながら、まっすぐに「うたのお兄さん」になる夢を追い続けました。
そんな横山だいすけさん自身の「うたのお兄さん」への憧れがつくりだしたのが「だいすけお兄さん」です。
ありのままのお兄さん
横山だいすけさんが「うたのお兄さんをつくること」を意識しなくとも「うたのお兄さん」でいられる「うたのお兄さん」であったことが、歴代最長の9年間「だいすけお兄さん」としてファンに愛されてきた最大の理由。
「歌が大好きで、子どもたちが大好きでいつも幸せそうに歌っている。歌詞を大事にしていて感情が入りすぎて涙目になってしまうところが好き。」(ファンの女性)
「スタジオ曲、わらべ歌的などは子どもたちと楽しみながらも丁寧に歌っていて好感が持てる。」(ファンの女性)
「変顔をしながらでもブレずに歌える。歌いながら器用に変顔ができるうたのお兄さんはだいすけお兄さんだけ。」(ファンの女性)
卒業会見では、就任当時に作曲家・福田和禾子さん言われた「メロディーよりもまず詩を読み込んで、その言葉を子どもたちに届ける」という言葉を大切にしていると語っていた横山だいすけさん。
誠実に想いを届けようと努力し続けた姿が「だいすけお兄さん」であり、番組を卒業した今も愛される所以でしょう。