新型コロナウイルスによる影響で、ライブやイベントの開催が厳しい状態が続いています。しかし、さまざまな対策を取りつつ、少しずつイベントを実施する動きもあり希望が見えてきました。
いつライブやイベントが決まってもいいように、今こそ防振双眼鏡をチェックしておくのもいいかもしれません。
こんにちは。推しがドーム、アリーナクラスの会場でライブをすることが多いオタクです。
大きな会場を埋める推しすごい! でも遠い! そんなときに活躍する防振双眼鏡。
そのすごさは前編記事<すべてのオタクへ推したい!「防振双眼鏡」を買ったら“目の前ブルーレイだった話【実録】>を見ていただくとして、後編では防振双眼鏡を使いこなすコツと、オタクの願望別おすすめ双眼鏡をご紹介。
※この記事はPR記事ではありません。一個人の「ほんと、防振双眼鏡って最高だから。だまされたと思って一回使ってみ?」というオタク特有の感情の高まりから執筆したものです。
防振双眼鏡に感動しすぎたのでケンコー・トキナーさんに愛を伝えたい
昨年、防振双眼鏡デビューしてすっかりとりこになった筆者。打ち合わせにまで持参して素晴らしさを語っていたところ、ウレぴあ総研編集部から「そんなに言うならケンコー・トキナーさんに取材します?」と提案され、取材の運びに。
防振双眼鏡への愛と感謝を伝え、さらに快適な防振双眼鏡ライフを送るために、ケンコー・トキナーのショールームにお邪魔しました。
今回お話を聞いたのは、同社でチーフデモンストレーターを務める田原栄一さんです。
―― 防振双眼鏡、本当にすごいですね! まさに「高倍率なのに止まって見える」ので感動しました。
田原さん:ありがとうございます(笑) 普通双眼鏡は高倍率になるほどブレてしまうのですが、手ブレ補正機能でそれが軽減できるんです。
―― 防振双眼鏡は重いイメージがありましたが、意外に軽く感じます。
田原さん:VCスマートは本体が515gですからね。とにかく軽く、持ちやすいことを追求しています。
―― 暗いところでも見えやすいので驚きました。肉眼で見るより明るく見えますよね?
この商品(VCスマート 14×30)は、星空観察のように暗いところを見るものではないんですけどね。
ただ、レンズに特殊なコーティングをすることで明るく見えるようになっています。
―― 購入する方々はどんな界隈の人が多いのでしょうか?
田原さん:やはり、ライブコンサートに行くファンの方々ですね。特にジャニーズなどのアイドル好きの方たちを中心に好評いただいているようです。
そうした女性向けにさらに改良した「VCスマートコンパクトシリーズ」を昨年発売しました。
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はぁーーー! やっぱりライブで推しをじっくり見たい、というファン心理やファンの欲求をうまくつかんでいるんですね。
もっと見やすく! 防振双眼鏡調整の仕方
さて、そんな素晴らしい防振双眼鏡をもっと使いこなすために欠かせないポイントがあります。それは眼幅調整と左右視度調整。
なんとなく自己流で調整している人もいるかもしれませんが、この機会にしっかり覚えておきましょう。
※ここではVCスマート14×30を例にしています。
3.5メートル以上離れたものを対象物にする
看板の文字など1点目標を決めましょう。近すぎるとだめですよ。
メガネをかけていない人はツイストアップ見口を引き出す
メガネなし(裸眼)やコンタクトの場合はツイストアップ見口を手前に引き出します。メガネありの場合はそのままでOK。
見口を目の幅に合わせる
両手で本体を持って、見口を動かして自分の目の幅に合わせます。双眼鏡を覗いて視野がひとつの円に重なるときが最適な眼幅です。
ピントを合わせる
それではここで防振をオンに。片目ずつ見てピントを合わせましょう。
まずは左目で対象物を見て右目は閉じます。ピント調整リングを左右に動かして、左目で対象物がはっきり見えるところを探します。
続いて左目は閉じて右目でチェック。右側の見口にある視度調節リングを回して、ピントをあわせます。
こうすることで左右のずれがなくなり、立体的に見えるのです。
基本的には一度合わせたら調整しなくてもよいそうですが、その日の体調や環境、天候などによって若干見え方が変わる場合もあります。
上記の方法を覚えておいて、ライブ前にチェックするとよさそうですね。