3: 自分が「重い男性」だから、相手もそうであってほしい

「俺は、元カノに『愛情が重くてつらい』と振られたことがあります。自分でも必死すぎるとは感じるけど、できれば理解してくれる女性がいい」(27歳/セールス)

「俺が好きになるとどうしても尽くしてしまうタイプで、重い女性ならちょうどいいというか、受け止めてもらえそう」(37歳/自営業)

話を聞いた男性の中には、自分が重いから女性がそうでも構わない、という人もいました。

愛情が負担になって振られたことがあるなど、拒否された経験があると、自分と同じように重い女性なら大丈夫と思うのですね。

確かに、恋愛のスタイルが似ている者同士なら、気持ちを伝え合うことにもストレスがなく、良い関係が築いていけるといえます。

重いことをプラスに考えるふたりだと、うまくいく可能性が高くなります。

愛情は「バランス」が肝心

「恋愛で重い」ことを一途と捉えるか依存と考えるかは、男性の恋愛観によって変わります。

相性の良い相手と巡りあうのが一番ですが、どんな関係であれ、肝心なのは愛情のバランスです。

自分の向け方と相手の受け止め方に負担がなければ、幸せなお付き合いが続きます。

一方で、自分“だけ”が満足するような愛し方では、どれだけ好かれていてもいつかは重荷となることを、忘れずにいましょう。

バランスを考えるとき、尊重したいのは相手の気持ちです。

相手はどう考えているのか、どんな関係が居心地がいいのか、そして自分も同じかどうか。

決めつけるのではなくしっかりと確認する姿勢が、お互いの信頼を深めます。

ふたりが等しく愛情を感じられるつながりを目指したいですね。

「重い女性」との交際で男性が見ているのは、信頼関係を築けるかどうかです。

そこに不安を持たれない女性が好かれるのであって、逆に男性の負担を当然と思う女性は敬遠されます。

対等な関係こそ、幸せな恋愛には欠かせないと思いましょう。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line