働くママにとっては、待機児童の状況って気になりますよね。

そんな時に視覚的に確認できる「待機児童マップ関東版2020」をご紹介します。

待機児童は減少傾向

2020年度の関東の1都3県の待機児童数は前年度6,668名から4,755名となり、約29%減となりました。

東京23区内の待機児童ゼロ”は前年から4区増えて6区に!

東京23区では、2019年に待機児童ゼロとなった杉並区、港区の2区に加え、2020年は千代田区、目黒区、世田谷区、豊島区の4区が達成し、23区中6区で待機児童ゼロとなりました!

また、関東エリア全体では、212自治体中93の自治体で待機児童ゼロを達成。また、待機児童100人を超える自治体は前年の20自治体から7自治体へと大きく減少していることから、冒頭にもあったように関東全体では待機児童は減っています。

しかし、市区町村によってバラツキがあります。

国内最大級の保育に特化した求人サイト「ココキャリ」を運営するメディアフィールドが発表した「待機児童マップ関東版2020」をご紹介します。

待機児童数が全国で最も多い市町村は?

待機児童マップ2020

2019年まで待機児童数1位が続いていた世田谷区が2020年には待機児童ゼロとなったことで、関東エリアでは1位がさいたま市(387人)、2位は江戸川区(203人)、3位は中央区(202人)の順になりました。

さいたま市の人口は毎年1万人ペースの増加で推移し、0-14歳の転入者数が2018年に1,260人で全国1位になるなど、子育て世代の転入が多いこともあってか、待機児童数は全国最多となっています。

また、全体的には減少傾向にあるものの、212自治体中41の自治体では待機児童数が増加しています。そのなかで、前年比で最も多い125人増となったのが船橋市でした。

船橋市は、近年の大規模な再開発などを背景に、千葉県内の市町村別で3番目に前年比の人口増加数が多く、保育の需要増加につながっているのかもしれません。

関東 待機児童数 ワースト 5

1位 埼玉県さいたま市
2位 東京都江戸川区
3位 東京都中央区
4位 千葉県船橋市
5位 東京都小平市