「彼氏は契約社員でお給料が安く、デートでも安い定食屋さんとか誕生日のプレゼントもTシャツ一枚とかが当たり前でした。

『お金がないんだから仕方ないだろ』

って、私は何も言っていないのにいちいち言ってくるところがケチくさくて嫌だなと感じていましたね。

それでも好きなので付き合っていましたが、あるとき私が『たまには旅行でもしたいね』と話したら、

『俺が金ないのをわかってて言ってるの? 嫌味のつもり? 何で旅行なんかにお金かけないといけないんだよ』

とバッサリ拒否されて、私が悪者にされたようですごく悲しかったです。

安くあげる方法なんていくらでもあるのにそれを考えることもなく、提案しただけで責められるなんて、私たちの関係にお金をかける価値はないんだな……と思うと惨めで、しばらく考えたけど結局別れてほしいと言いました。

最後まで『ケチで悪かったね、でも仕方ないだろ』と捨て台詞を吐かれ、その人間性そのものが本当に無理だと思いました」(27歳/事務)

満足な収入を得られない劣等感からケチになり、お金の話題にはネガティブに反応してしまう彼氏。

交際には確かにお金がかかりますが、こちらの女性のように安くできるやり方を一緒に考える姿勢が、幸せな関係を楽しむには欠かせません。

お付き合いの価値は、お金の有無では決まらないのですね。