「俺の友人が、長いこと女友達と不倫していました。

同じ既婚者だし、『やめておけ』と言ってもまったく聞いてもらえなかったのですが、俺も会社の後輩と不倫をはじめてしまい、“同じ穴のムジナだ“と恥ずかしくて言い出せずにいました。

ある日、ほかの友人から、そいつの不倫が奥さんにバレたらしいと聞いてびっくり。

子どもがいるのに離婚は確定、慰謝料も払うし財産分与で相当揉めたらしく調停まで起こされていました。

“不倫って、バレるとこうなるんだ”と現実を見た思いがして俺も怖くなり、後輩と会うのも楽しくなくなって……。

後輩と会うのを避けていたら、終わりたがっているのを察したのか向こうから『もうやめましょう』とLINEが来て、そのまま会社でも疎遠になりました。

やめた今でも“いつ人に知られたら”と思うと怖いし、不倫は二度とするまいと思っています」(男性/36歳/製造)

バレて事の重大さを知ったときほど、不倫を後悔する瞬間はありません。

それを自分ではなく他人のケースで触れたことで、“現実”の恐ろしさを実感する人もいます。

後ろめたい関係で背負うリスクは、思った以上に大きなダメージがあり、その後の人生も大きく変えるもの。

また、やめた後でもネガティブな尾を引くのが不倫ともいえますね。