独身者同士のお付き合いと違い、不倫関係はバレると不幸な事態を招くうえに、相手の気持ちしだいで終わりを迎えてしまうような、不安定なつながりです。

きっかけよりも、関係を続けることが大変なのが不倫。

不倫中、または過去に不倫していた男女に、お付き合いはどれくらい続いていたのか、また交際の内容はどんなものかをリサーチしてみました。

不倫経験者たちに「不倫期間」について聞いてみた

3年以上別れずに済んでいる

「不倫相手とは3年以上続いています。

というのも、俺は既婚ですが妻のほうに問題があって別居中で、不倫相手と会う時間はたっぷりあるんですよね。

俺の部屋で会えるのでホテルへの出入りを人に見られる危険も少なくて、週に一回は来てもらっています。

ただ、妻ともこのままではいけないし、できれば離婚して堂々と彼女になってほしい気持ちもあるのですが、妻が離婚を嫌がるのでいつまでも先に進めない状態がストレスです」(男性/36歳/公務員)

安定した不倫関係、という言い方もおかしいのですが、3年も続いているのは既婚男性の夫婦関係が破たんしているのが理由です。

自由に会える場所を確保できているので、家庭がある既婚男性より縛りが少ないことに助けられています。

ですが、別居中とはいえ婚姻関係は続いているので、大きなリスクを抱えていることに変わりはありません。

何とか半年続いている

「いま付き合っている男性は会社の上司で、不倫とわかっていたけど私のほうからホテルに誘いました。

『離婚してとか言わないこと』がルールで続けていますが、会うのはいつも上司の都合で月に1回か2回くらいしかありません。

もう半年になるけど、会えたのは合計5回、情熱的な関係ではまったくないですね……」(女性/29歳/総務)

うーん、「もうやめれば?」と言いたくなるこちらのケースですが、女性のほうが既婚男性を追いかけている状態なので、会う頻度をコントロールされても仕方がないといえます。

これでも半年続いているのは、既婚男性の気まぐれが女性に向いているだけにほかなりません。

こんな窮屈な関係がいつまでもつのか、先の見えないつながりに苦しむのが不倫です。