子どもの髪を、上手に結いたいのにうまくできなくて、悶々としているママ。毎朝子どもにお願いされるものの、したいけれどできないために断り続けているママ。
大丈夫!必要なのは、技術よりちょっとした“コツ”!
今回教えてくださるのは、2児のママでもあり、現役エステティシャンとして活躍する鷲山夏希さん。
子どもの髪の特性にあった、簡単なやり方。さあ、やってみましょう!
まとめるなら、ひとつよりふたつ
子どものまとめ髪、さらには簡単にと聞くと、ひとつ結びが簡単そうに見えるかもしれませんが、実はまとめるならひとつよりふたつの方が、断然簡単なんです。
理由のひとつとして、髪の毛には元々生え方に横と後ろで長さの違いがあるもの、半分に分けることで、おくれ毛をあまり出さずに結ぶことが可能になるんです。
一生懸命ひとつにまとめようとして、横の短い髪の毛がさらさら落ちてきてなかなかまとまらないなんてこと、ありませんでしたか?結んでも、すぐにとれちゃうってことありませんでしたか?
こういったお悩みも、ただひとつからふたつにまとめるようにするだけで、随分と解決します。
それに、万が一とれてしまっても、すぐに直しやすいのもふたつ結び。
お昼寝タイムだって、ふたつ結びなら頭も痛くないので、おすすめですよ。
まとめ髪に必要な道具
ひとつは目の細かいコームです。
子どもの髪の毛は、細くてさらさら。髪の毛の取り残しを防ぐことができます。
100均で購入できる程度のもので十分ですが、プラスティックの素材より、天然素材(竹)のものを使うと、より地肌に優しくつかうことができますので、子どもの頭皮にも安心です。
コームを使うのが面倒くさくて、つい手櫛でやってしまいそうになりますが、指で分けようとすると、乾燥している手が髪の毛をうまくつかめない状態になりますし、柔らかく細い髪の毛が頭皮にくっついてしまい、左右にうまく分けるのが難しくなります。
ふたつめは、スタイリング剤。
スタイリング剤は、いわゆる“マルチバーム”と言われる、スタイリング剤としても、スキンケアとしても使えるものがおすすめです。
『ダイアンボヌール オーガニックヘアワックス』は、100%天然由来の成分で作られているので、子どもにも安心して使えますし、手荒れが気になるママにもおすすめのマルチバーム。
さらっとべたつかないシアバターと、べたつかず髪に馴染みやすいホホバオイルがベースになっているので、髪も身体もこれひとつでいけちゃいます。
あとはヘアゴム。100均で購入できて、サイズも豊富なので、子どもの髪の量に合わせて選べる利点もあります。
ゴムならでは、しっかり髪の毛をキャッチしてくれるので、結んでもとれにくく、だからといって輪ゴムではないので、とるときには痛くないのでおすすめです。