夏休み真っ只中。夏休みというと、学校のプールに出かけたり、図書館に出かけたり、子どもだけで外出する機会も増えますよね。
それと比例して、犯罪に巻き込まれる確率も高まります。
筆者が娘と話していて感じたのは、子どもは大人が思っているより色々なことを知らない、ということ。
今はまだ一人で長時間出歩くことはほとんどないのですが、もし今不審者に声をかけられたら、対応できないのではないかと思います。
そこで今回は、我が子を犯罪から守るために夏休み中にやっておくといいことについてまとめてみました。
不審者がどういう人なのか、子どもはわからない
娘が入学早々、先生からこんな話を聞いてきました。
「近くで写真を撮る不審者が出た」と。ですが、娘は、不審者を怖がるだけで、不審者がどういうものなのか全く理解していませんでした。
今まで外を一人で歩くことも、子どもだけで歩くこともなかったので、不審者を意識する場面は皆無でした。
大人は、こういう人が怪しいというイメージがあると思いますが、低学年の子どもは、どういう人が怪しいのか、どういう車が怪しいのか、イメージもしにくいのです。
そんな低学年の子どもにおすすめなのが、ガッコム安全ナビというサイトです。
こちらのサイトでは、地図上に不審者情報が表示されます。ノーマルモードとアバターモードがあり、特におすすめなのが、アバターモード。不審者の服装や乗り物(自転車や車)が表示されるため、子どもでもどういう人が危ないのかイメージしやすいです。
Google マップと連動していますので、日本全国の情報がチェックできます。ぜひ、近所の不審者情報をチェックしてみてください。
万が一出会ってしまったとき、どうやって逃げる?
さて、実際に子どもだけで出かけるときはどうでしょうか。
なるべく一人にはならない、人通りの多い道を通る、というようなアドバイスをしているママも多いかもしれませんが、それでも不審者に出会う可能性はゼロではありません。
もし万が一出会ってしまったときの対応についても、親子でしっかり話し合っておく必要があります。
道を聞かれたとき
歩いていると、道を聞かれることもありますよね。本当にわからなくて聞いている人もいますが、子どもは不審者との区別がつきにくいです。聞かれた場所が知っている場所だったら、きっと教えたくなるでしょう。
もし、知らない人に道を聞かれたときにおすすめの対応は、「他の大人の人に聞いて」と言うこと。近くに大人がいれば、その人に、「あの人が○○に行きたいんだって」と言うのがおすすめ。