感謝いっぱいのフィナーレ
後半戦は「微炭酸」から疾走感あふれるナンバーが連発された。
インディーズ1stシングル曲「私が言う前に抱きしめなきゃね」、メジャー1stシングル曲「ロマンスの途中」とJuice=Juice の節目を飾った楽曲で熱く会場を盛り上げ、「泣いていいよ」で本編を締めくくる。
アンコールでは、宮本がブドウ色にピンクの差し色を交えたプリンセスドレス姿でステージに登場。
全員で「続いていく STORY」を歌唱する中、自らファンへの言葉を届けた。
「Juice=Juiceファミリーの皆さん、私を応援してくれてありがとうございます。そしてこんな変な私に居場所をくれた Juice=Juice メンバーの皆も本当にありがとう。メンバーの皆が大好きです。
私はこのライブが終わったら、宮本佳林として新しい一歩を踏み出して人間もパフォーマンスも磨いていきます。Juice=Juiceの宮本佳林を愛してくれてありがとうございました」と宮本佳林。
さらに、リーダーの金澤がメンバーの思いを代表してメッセージを読み上げる。
「かりんとは7年以上の時をJuice=Juiceとして共に過ごしてきました。友人のような、家族のような…でもそのどちらとも違う、大切な存在です」と語った上で宮本のこれまでの姿に感謝を伝え、「今日のこのライブについても、『卒業を延期してでも最後はライブで終わりたい』と言ってくれた時、かりんらしいなぁととても嬉しく思いました。
今日という日を無事に迎えられてよかったね。改めて卒業おめでとう!」と宮本を応援して送り出す姿勢をみせた。
メッセージの後に照れた調子で出てきた宮本と和やかな掛け合いをしつつ、ラストは「Magic of Love」で大合唱が聞こえてきそうな一体感を作り上げ、「Wonderful World」で感謝いっぱいの締めくくり。
宮本佳林とJuice=Juice、どちらにも大きな節目となる公演に幕をおろした。
宮本佳林はJuice=Juice卒業後、ソロ活動を続けていくことが発表されている。
12月31日(木)には中野サンプラザでの大晦日コンサートにも第三部ゲストで参加予定だ。
また、ライブでソロ披露した「未来のフィラメント」は既に配信スタートしており、個人のYouTube 公式チャンネルも開設され、同曲のMVが公開された。
Juice=Juiceは今後、各メンバーがハロー!プロジェクトのバラード・コンサートツアーに出演。
年末12月31日(木)の大晦日コンサートにも参加するほか、2021年は1月2日(土)からの新春コンサートへ出演する。