「会社の後輩から好意を寄せられていて、最初は『俺は奥さんがいるから』と距離を置いていたのですが、残業のときに差し入れしてくれたり飲み会ではずっと俺の隣でお酌してくれたり、そっけなくするのがかわいそうになって。
“会社の中だけなら”と思って仲良くしていたのですが、ランチに一緒に行ってからはプライベートなこともいろいろ打ち明けてくれて、元彼にひどい振られ方をしたけど頑張って乗り越えた話などを聞いて、どんどん彼女に惹かれていった感じです。
自分でも“やばいな、このままでは彼女を好きになる”と思うけれど、会社で毎日笑顔を向けてくれる姿を見ると心が動き、妻よりいろんな話をする自分を止められなくて。
はじめてふたりで夜の食事に行ったときに、自然とホテルに行きました。
それから不倫関係がはじまりましたが、彼女から妻と別れてほしい、自分と付き合ってほしいとお願いされるようになり、そこまで覚悟はできなかったので、彼女に平謝りして関係を終わらせました。
彼女には今でも申し訳ないと思うし、妻にも償う気持ちがあって、二度と不倫はするまいと思っています」(36歳/営業)
長い時間を過ごす職場で、自分が既婚とわかっていながらも好意を寄せてくれる後輩を見れば、どうしても冷たく接し続けることが難しいときもあります。
健気に尽くしてくれる様子は男性にとって新鮮であったり癒やしであったり、家庭とは違う安らぎを覚えるのかもしれません。
ですが、そんな女性こそいざ不倫関係になれば“暴走”する可能性が高く、いずれ関係が終わるのも当然。
妻も女性も傷つける不倫は、幸せな結末はないと思うのが賢明です。