「完全に僕の言い訳とわかっているのですが、結婚してから妻の年収が上がり、それが劣等感になっていました。
妻は家庭ではそんな自分の話はしないけど、それがかえって気を使われているようで気に入らなくて。
僕には妻に勝てるものが何もない、悔しいと思っていたとき、会社に出入りしている取引先の女性と親しくなりました。
特別に好みというわけではないけれど、僕の仕事をいつも励ましてくれて、
『応援しています!』
と笑顔で言ってくれる姿に胸を打たれました。
それで、お昼に食事をおごったりLINEのIDをお願いしてそっちでも個人的な話をしたり、妻以外の女性と仲良くできる自分を知って何だか楽しくなって。
彼女のために仕事でもあれこれ動いてあげてもっと距離が近くなり、ある休日に彼女をデートに誘ったとき、ホテルに行きました。
俺には“彼女”がいる、と思うと有頂天でしたが、そんな僕に気がついた妻にスマートフォンをチェックされてあっけなく不倫がバレました。
大慌てで妻に謝ったけれど許してもらえず、今は妻から離婚調停を起こされているところで、当然彼女も巻き込まれてしまい本当に後悔しています」(37歳/土木)
自分より収入の多い妻への嫉妬が劣等感になり、どこかで「見返したい」と思う。
そんなタイミングで自分を励ましてくれる女性が現れたら、後先考えずに不倫に走りたがる既婚男性もいます。
不倫することで妻より上と思いたがる既婚男性は意外と多いですが、現実ではさらに悪い結果を招くことがほとんどです。
どんな理由があれ、不倫は許されないもの、と改めて心得たいですね。