「不倫相手の彼氏は仕事が忙しくてよくスマホに連絡が来るので、ホテルにいるときもテーブルに出しています。
着信があると、私といることがばれないようにトイレで話すのはいいのですが、先日もまた着信音が流れてきて、
『あ~頼られるってツラいわ』
と言いながら彼氏がスマホを手にとったとき。
『えっ!?』
と顔色が変わり、普段とは違う慌て方に驚いていたら、
『絶対に口を開くなよ!』
と怒鳴りながらトイレに駆け込んでいきました。
もれてくる言葉を聞いていたらどうやら奥さんらしく、
『悪かったよ、急いでたんだから仕方ないだろ』
と言う気弱な彼氏の声が“奥さんの尻に敷かれているダンナ”そのもので、すっと気持ちが冷めました。
仕事だと偉そうに電話に出るくせに、奥さんからとわかると慌てふためくのも情けなくて、不倫だとこんな姿も見てしまうのだなと思いましたね……」(30歳/総務)
いわゆる「ギャップ萎え」は、不倫相手でも起こります。
どんなに偉そうに振る舞っていても、奥さんからの電話一本で取り乱すような姿は情けなさしか感じません。
「実は奥さんの尻に敷かれている」と知れば、そんな男に熱をあげている自分にも冷めてしまいます。
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