藤田ニコル

 渋谷の街を発信拠点にした出演者・視聴者全員参加型のイベント「デジタル超十代 2017」が29日、東京都内で開催・配信開始し、オープニングに藤田ニコル、池田美優、大倉士門、こんどうようぢほかが出席した。

 イベントは「これまでにない、リアルイベントとは違う双方向のコミュニケーション」を十代(ティーン)に体験してもらうことをテーマに、十代に人気の五つの動画アプリでライブ配信を同時多発的に行い、現地にいなくても日本中の人々が自由に参加できるというもの。

 イベントスタート前には4人が報道陣の前に登場して意気込みを語った。「百万人のティーンがデジタルでつながる夏の文化祭」というイベントについて藤田は「時代だなって感じ。(その場の)人の声はほしいけどね。地方の人が喜びますよね。ネットだからコメントだけで、どうなるのかな」と新たな試みへの印象を語り、池田は「イマドキだからいいよね。一緒につながれるのって新しい感じ」と期待を寄せた。

 藤田は十代最後となる今年の夏を「プールに行ったりバーベキューもした。十代最後なので楽しもうと思っていろいろやりました」と振り返り、「十代であるタイムリミットがもう数えられるぐらいなので、まだキャピキャピしたいし、今しかできないことを、友達や仕事でもしたい。みちょぱ(池田)といっぱい遊びます」と語った。

 対する池田も「この見た目通り、十代を楽しんでるけど、これも十代でしかできないかなって思っています。十代はあと1年ちょっとぐらしかないので、完璧なギャルの神様になりたい」と野望を明かし、「ギャルって、十代が一番キラキラしているから、十代のうちにメークやファッション、好きなことをやってほしい。周りにケバいと言われても、後悔しないように楽しんで」と同世代に向かって呼び掛けた。

 また、十代にはやっているものや美容法などを問われるも藤田は「はやり系の質問が一番困っちゃう」、池田も「私の中では日サロがブーム。はやりはあんまり得意じゃない」と首をかしげた。「はやりは高校生に聞くのが一番。雑誌を読んで、すごいなって知ったり」という藤田に、池田も「高校生じゃなくなると全然。JKとの関わりもないから」と同意し、そろって意外にも流行にはうといことを明かした。