「会社の同僚を好きになり、思い切って告白したら『俺も好きだった』と言われて舞い上がっていた私。
おかしな噂も聞かないし仕事は真面目だし、安定したお付き合いができると思っていました。
ところが、交際がはじまって知ったのは彼の趣味が“筋トレ”だったこと。
確かに細マッチョで鍛えているのかなとは前から思っていたけど、部屋は筋トレの器具でいっぱいで、食事も高タンパク質中心のメニュー。
それはいいのですが、私に向かって
『君も一緒にトレーニングしようよ。ダイエットにもなるよ』
と迫ってきて、デートは彼の家での筋トレだし外食に行ってもカロリーを気にする彼に合わせないといけないし、想像していたような楽しい毎日とはかけ離れていました。
細い体にコンプレックスがあるのはわかるけど、自分の趣味に私まで付き合わされても楽しくありません。
いい人だとは思うのですが、一緒に恋愛するという感じではなくて、こちらからお別れしました。
別れるときに
『健康管理も社会人の仕事なのに、それを理解できないなんておかしい』
となぜか私が責められ、付き合うじゃなかったと思いましたね……」(32歳/営業)
自分の趣味に彼女も付き合ってほしい気持ちはわかりますが、押し付けになると楽しい交際は叶いません。
趣味が悪いのではなく、どこまでも自分の都合しか考えない姿に愛情は萎えるもの。
性格が良くても仕事が真面目でも、恋愛はお互いの気持ちを尊重する姿勢が不可欠です。
理解を求めるより、彼女の考えを受け入れる余裕がほしいですね。























