「僕は幸運。ファンの愛を感じる」

――スエさんの演技を見て、ゾッとするような場面はありましたか?

サンウ:もし、他の女優がダヘ役だったら、ここまでの演技ができたのか分からない。それくらい、スエさんの演技が上手で凄かったです。でもスエさんはとても大変だったと思います。

全ての人たちから“悪女”だと言われて。ストレスはかなりのものだっただろうなと思います。ドラマが終わってからも、とてもかわいそうだなと同情してしまいました。   

――この作品に出演して俳優としていかがでしたか?

サンウ:これまでいろいろなドラマに出演してきましたが、結果が良かった作品もあれば、そうではなかったものもありました。『天国の階段』『レディプレジデント~大物』『野王…』。この3作品が自分の中では一番印象に残っています。

この中で一番最近に撮影したものが『野王…』。でも、『野王…』と言えば「スエさんが熱演した作品」というように、視聴者の方々にイメージを残せた作品だと思っていいます。時間が経つと忘れられてしまう作品もある中、このように皆さんの心に残っていく作品があるのは、とても素敵なことですよね。

サンウ ©SBS 
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――もし、クォン・サンウさんが復讐をするとしたらどのような復讐?

サンウ:僕の彼女にします。ハリュもそうだったと思うんですが、相手に嫌なことをするよりも、当事者が隣にいることの方が、一番辛いだろうと思うんです。

――自分を犠牲にしてでもダヘに尽くす前半のハリュと、ダヘに復讐するために近づきそのタイミングを狙っている後半のジェユンでは、どのようなことを意識して差別化を図っていましたか?

サンウ:特に差別化という意識はなかったです。僕はその方向だけが違っていただけで同じ感情だったと思っています。後半では復讐をしようとダヘを苦しめてはいましたが、ハリュはダヘを愛していたからこそ、気持ちの面では楽ではなかったと思います。ハリュの中の最も中心となる感情は“愛”だったと思っています。ウンビョル(娘)を見ては、ダヘのことを思い出していましたしね。

――日本では、韓流10周年を迎えました。クォン・サンウさんはその中でも俳優として成功を収めたと思うのですが、個人的にどう思いますか?

サンウ:僕は幸運だったと思います。日本にいると、ファンの愛をとても感じますし、僕が大変なときやうれしいときも、変わらずに応援して下さいます。もし、僕が誰かを好きになってファンになったとしても、ここまではできないと思います。

ファンは、ハリュのダヘに対する愛と同じように、本当に僕のことを愛してくださっているように感じます。20代の頃ももちろん感謝の気持ちはありましたが、時間が経ち以前よりも成熟した心で振り返ると、更にありがたさや感謝の気持ちを感じます。だから、以前より今の方が作品に対する基準や悩みが多くなったんです。

たまに大変だと感じるときもあるのですが、俳優業を続けていきたいと思っています。作品を待っていてくださる方々がいらっしゃるので、今後も良い作品を通して皆さんにお会いしたいです。

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