マッチョ版コスプレ“マチョコレ”に大興奮

後半に行われた「マチョコレ」では、マッチョがサラリーマンとして登場。

サラリーマンのコスプレと言っても、上半身はほぼ裸。ワイシャツの襟+ネクタイ、シャツカフスという、素晴らしい服装! スーツ好き女子とマッチョ好き女子のハートを一気にわしづかみです。さらに、裸エプロンの店員さんのインパクトもなかなかです。

マチョリーマンは裸エプロンのマッチョがいる居酒屋へ。 “生”を頼むと生卵がたっぷり入れられたジョッキが出てきます。“水割り”を頼むとプロテインウォーターが出てきます。

飲み終わった後には、さすがのマッチョも苦悶の表情を浮かべていました。数十個は入っていそうな生卵を丸のみはつらいですね……。

最後には、保湿効果がたっぷりという生卵をマッチョが顔面に受け終了。

マチョリーマンはコアラ小嵐さんが脚本を担当しています。元々マッチョがコスプレしてファッションショーをする『マチョコレ』の脚本を作っているうちに、コントになってしまったそう。

マッチョの素顔が分かる!? 濃厚な『マチョ熱大陸』

大盛況だった劇団マッチョ。最後はマッチョ29のメンバーに密着する『マチョ熱大陸』。

今回は謎のマスク男、マスク・ド・ISHIに密着しました。マスクをしたまま、カラオケに行き、スタバに行き、コンビニに行く、というシュールな映像が流れます。元々、3分でおさめなければいけない映像だそうですが、編集しきれず15分になったマチョ熱大陸。内容は濃厚です。

これからはマッチョ29のメンバーを順番に密着していくそう。次回は、誰になるのでしょう?

こうして、マッチョ劇団の第一回公演は無事終了。予想を上回るお客さんで場内は満員。前売り券と当日券合わせて20~30枚予想のところ99枚も売れたそうです。次回は100枚超え間違いなしです。

はじめての“生マッチョ”体験
完璧でない所がかわいい!

今回初めて“生マッチョ”を体験した方に感想を聞きました。

「身近なところにマッチョが存在しない世界で生きてきたので、初めての生マッチョ体験でした。生マッチョたちの肌のハリやキレイさ、マッチョ用語で盛り上がる声と瞳の輝きは、生だからこそ味わえる魅力です。

サラリーマンの服装は、マッチョだからこそ着こなせるデザインで、素晴らしいセンスを感じました。マッチョ好きはもちろん、マッチョに縁のなかった人でも楽しめる、盛り沢山な内容でした」

筆者はこの夏、かき氷を作るマッチョを取材したものの、歌って踊るマッチョを生で見たのは初めて。なんだか輝いていました! さらに言えば、歌も踊りも完璧ではないところが魅力でした(笑)。

しかし、セリフなどはアドリブもあるかもしれませんが、とてもうまく機能していました。1回しか練習してないそうですが信じられないくらいの完成度。かなり笑ったので、アイドルを観に行くというより、お笑いを観に行く感覚かもしれません。

また、チケットの安さも魅力的(前売り券 2500円 ・当日券 3000円 プロテイン代別途500円) 。オールスタンディングとはいえ、これだけのコンテンツが入っていれば大満足です。