左から 田中彪、笠原彰人、土井裕斗、斎藤直紀、佐藤友咲(撮影・フクシアヤミ)

「ゾンビ×少年×サバイバル」エンターテインメント!

もしも学校にゾンビがやってきたら、あなたはどうする?

“ついさっき”までの日常が突然崩壊した世界で、唯一安全な校舎の屋上に逃れた高校生たちの戦いを描く、『アリスインデッドリースクール 』。

ガールズ演劇の世界で十年の間愛され続けている名作が、男性キャストによって演じられることになりました。それが『アリスインデッドリースクール 少年』。

天真爛漫な少年や理系メガネくん、生徒会長、不良、オタク、自衛官などなど、様々な属性を持った19人のキャラクターが、ゾンビによって壊れていく世界に対して、自分たちの方法で、ぞれぞれ立ち向かっていきます。

フレッシュなイケメンたちによる、笑いあり、涙あり、ダンスあり、校歌斉唱あり(?)の、エンターテイメント舞台は必見です。
 
今回はそんな『アリスインデッドリースクール 少年』の稽古場に、「メデリー」取材陣が潜入取材してきました! 稽古場の真剣な表情満載の写真と、出演者5名による和気あいあいとした座談会をお楽しみください♪

アリスインデッドリースクール 少年・稽古風景(撮影・フクシアヤミ)

キャスト座談会

参加キャスト

土井裕斗/墨尾 優役 愛心学園2年生。とにかく皆を笑わせたい、天真爛漫な少年。昨年の文化祭でトラブルを起こした漫才コンビ「ノ☆ビューン」のボケ。
 
斎藤直紀/百村 信役 愛心学園2年生。お笑い好きの生真面目な少年。昨年の文化祭でトラブルを起こした漫才コンビ「ノ☆ビューン」のツッコミ。
 
田中彪/紅島 弓矢役 愛心学園3年生。バットがトレードマークの不良。過去に野球部に所属していたが、とある事件により退部処分に。
 
笠原彰人/氷鏡 庵役 愛心学園3年生。科学部に所属し、冷静沈着にこの世界の謎を追求しようとする。
 
佐藤友咲/堂本 千十一役 取材のために愛心学園へやってきた平泉学園の新聞部の一員。オタク気質で、インターネットでこの世界の情報を調べる。意外な「夢」を持っている。

 

墨尾 優 役・土井裕斗(撮影・フクシアヤミ)

この作品は「悪い人が1人も出てこない」

ーーまずは、皆さんが演じるキャラクターについて聞かせてください。

土井:僕の演じる優は、天真爛漫な少年です。

今回、初主演になるんですが、稽古中もプレッシャーや苦しいこともあったんですが。優を演じていると、彼の明るさに助けられることも多かったんです。

日常からいきなり死体が動き出すような異常事態になっても、どうにかしてその場を笑顔にしようとする子なんです。
 
田中:優は空気の読めないヤツで、普段の生活だと周りから浮いているウザいヤツ扱いかもしれないけど、こんな異常事態だと、その空気の読めなさが雰囲気を明るくして、勇気づけてくれるんだよ。

紅島的にも、優のおかげで助かっているんじゃないかな。

百村 信 役・斎藤直紀(撮影・フクシアヤミ)


 
土井:ナイスアシストありがとうございます(笑)。観てくださるお客さんも、彼の優しさや明るさに元気づけられると思うんです。そんなキャラクターです。
 
斎藤:僕が演じる百村 信は、どちらかというと、真面目で頭でっかちなタイプ。お笑いのことが大好きなんだけど、そういう性格だから、1人だと面白くないんですね。

だからこそ、優の才能を見つけ出したことで、お笑いコンビをやっていくことになるんです。
 
土井:優にとっても信くんとの出会いは大きかったのかな。空気の読めない子として孤立していたところ、信くんと出会って、自分を出せるようになったんだと思います。
 
田中:紅島は、見た目的にも不良だし、なんせ常にバットを持っている(笑)。

そのバットも、ソンビが来たから持ってるわけではなく、脚本家さん曰く「バットは普段遣い」とのことで(笑)。

つまり不良なんですけど、そうなったのも彼なりに理由もあるんです。
 
土井:紅島さんも、普段だったら周りからちょっと避けられているタイプですよね。この作品みたいな状況だからこそ、リーダーシップがとれるというか。

紅島 弓矢 役・田中彪(撮影・フクシアヤミ)

佐藤:例えば、遠足だと絶対にリーダーにならないタイプなんだけど(笑)。
 
田中:学級委員ではなくて、裏ボス的な存在(笑)。リーダー気質なので、この状況でも、皆を引っ張っていこうとしているので、紅島弓矢を演じる田中彪としては、彼を素直に尊敬しています。
 
笠原:僕の演じる氷鏡はですね、この作品の登場人物の中で、ほぼ唯一、この世界の真実を探そうとしているんです。

優がいい意味で空気を読まないタイプなら、氷鏡はよくない意味で空気を読まないんです(笑)。

自分の求める真実のために、皆を混乱させてしまいそうな役です。
 
田中:氷鏡も、自分の世界が強すぎるだけで、悪いやつじゃないんだよね。
 
笠原:そう。それに、物語が進んでいく上で、仲間のことを考える気持ちも芽生えてくるので、そういった細かい心境の変化も、見てもらえたら嬉しいな。


田中:俺、この作品の「悪い人が1人も出てこない」ってところが好きなんですよね。

誰も悪役じゃないけど、誰かが死んでいく。皆高校生だからできることも限られているし、だからこそ、絆が生まれるというか。

氷鏡 庵 役・笠原彰人(撮影・フクシアヤミ)


 
佐藤:堂本はこの学校の生徒じゃないんですよ。たまたま取材に来ていた他校の生徒なんです。だから制服も違う。いってしまえば転校生のようなポジション。

普通の人だと、他校の生徒と打ち解けるのにも時間がかかるかもしれないけど、彼の場合はむしろ、もともと自分のいた学校でも、友達はそんなにいなかったんじゃないかなあ。

ネットにどっぷりで、いわゆる「陰キャ」みたいな。そういうキャラだからこそ、知り合いのいない環境も慣れているというか。

それでも後半では、同じ夢をもつ仲間と出会って、絆が生まれたりするんです。

目まぐるしく堂本を取り巻く環境が変わるドラマなので、そこも楽しめるんじゃないでしょうか。