ストレスから解き放たれ、心が開く「ヨガレイブ」
――肉体的な面だけでなく、精神面でも効果が期待できそうですね。
ヨガレイブは「心が解放される感覚を味わえる」イベントです。人は成長するにしたがって、体裁や見栄が出てきて、それが自分の行動や思考に影響をもたらすようになっていきます。
特に今のネット社会の中では、良くも悪くも情報が多すぎて知識ばかりが増え、頭の中は思考で渋滞。心が閉塞感を感じ、ストレスで重くなっていくカラダをなんとかしようと、それを吹き飛ばすために無理やり激しい運動をしたり、サウナで汗を流したり、お酒を飲んだりしてしまいます。
でも、子供のころを思い出してみて下さい。お父さんとお母さんに遊園地で遊んでもらって、純粋に「楽しい」と感じていた時期です。あの頃は、過去の出来事を後悔したり、将来も憂いたりすることもなかったはず。ヨガレイブはそんな「童心に帰る」ことができる体験型イベントなんです。
無心で身体を動かすことで心を開き、ストレスからも解放され、そしてお酒やタバコ、ドラッグなしでもナチュラルハイな状態になれる、それがヨガレイブというわけです。
――確かに、今はさまざまなストレスを抱えている人が多いですよね。お話を聞いていると、男性にも向いているイベントのような気がしてきました。
そうとも言えますね。女性には友達とおしゃべりをしたり、食事に出かけたりと、ストレスを発散する方法がいろいろあります。一方、男性は人になかなか弱みを見せることができず、自分ひとりでいろいろ考えてしまって閉塞感を味わうという人も多いように思います。男性にもぜひオススメしたいですね。
ヨガレイブは「動」の部分でフィジカルを疲れさせ、「静」の部分でグッと内面に働きかけ、その絶妙な織り交ぜ方によって、突き抜ける感覚を体感することができます。そして突き抜けた向こうにあるのは、頭もカラダも空っぽの状態。
空っぽのコップにはお水をたくさん入れることができますよね。ですからヨガレイブでは、だれもが空っぽになることで、次なる前向きな思考と行動に向かうことができるようになるのです。
――そういうヨガレイブでの体験は、翌日からの生活にも役立ちそうですね。ちなみに、男性の参加者は大体どのぐらいなんですか?
全体の25~30パーセントぐらいです。「ヨガ」という名前がつくイベントの中では、男性の比率がダントツに高いです。
異次元空間の会場も楽しみながらトライ!
――ところで、ヨガレイブはかなり体力が要りそうですが、普段からスポーツをしていないと参加できないものでしょうか?
そんなことはありません。ざっくり例えるとするならば、エアロビクスやズンバのセッションに近い負荷のかかり方でしょうか。
Zumba® Dare | Shakira - Dare (La La La) Official Choreography
未体験のまま判断するのではなく、まずは体験してみてください。もしも万が一、キツイと感じることがあっても、周りには数百名もの参加者がいて、誰も気にしませんから、臆せず勇気を持って足だけおやすみ、手だけおやすみしながら、ついてきていただければ大丈夫です。
――なるほど。それだと気軽に参加できそうですね。そういえば、このイベントは「ヨガ」が入っているのに、マットを使わないと伺いました。
参加障壁をなるべくなくすために、ヨガマットは使わない形式をとっています。それとマットはある意味「自分の領地」を作ってしまいます。
マットがないことで、他人と分け隔てなく交わることができるようになる。当然見知らぬ隣の人ともヨガレイブを一緒にやっているうちにいつのまにか仲良くなれて、一体感が生まれます。最後にはみんなでハイタッチやハグまでしていらっしゃいますよ。