「前に付き合っていた女性は、すごくオシャレな子でした。

最初はそういったところもいいな、と思っていたんですが、だんだん窮屈に感じるようになってしまって……。

ファッションだけでなく、ライフスタイルそのものがオシャレなんです。

彼女の家に泊まりに行くと、インスタ映えするような料理、お風呂もホテルみたいだし、朝起きたらばっちりメイクしてオシャレな部屋着に身を包んでいて……彼女といると、少し疲れるな、と思うようになってしまっていました。

俺も人並み以上にファッションは好きな方ですが、ある日一緒に買い物に行って、俺が好きなショップに寄った時のこと。

『〇〇くんは正直身長がそんなに高くないから、ボトムは細身の方がいいと思うよ』とアドバイスされたんです。

確かにそうだな、と思い、その日は彼女が勧めてくれたパンツを購入しました。

それから、彼女が俺のファッションに毎回アドバイスをするように。

自分がしたいファッションとは少し違う感じだし、俺もファッションが好きなので、だんだん重荷に感じてしまって……。

『たまには俺が着たい服着させてよ』と冗談混じりで言ったら、『だから、いつもの服だとスタイルのせいで5割減なんだってば』と言われてイラっとしてしまいました。

『ちょっとひどくない?』と言ったけど、謝罪もないし、彼女はずっとその調子だったので、別れを決意しました」(27歳/IT関連)

常にオシャレをしていたい、オシャレな空間にいたい。その気持ちはわかります。しかし、ずっと気を張っているように感じるほどのオシャレに対するこだわりは、相手に窮屈さを感じさせてしまうことも。

また、いくら付き合っているからといって、彼氏を着せ替え人形のように自分の思い通りのファッションを強要するのはよくないですよね。

ファッションに興味のない男性であれば、大歓迎!ということもあるかもしれませんが、こちらの男性のように、ファッションが好きなタイプだと地雷を踏んでしまうことも。距離感には注意したいものですね。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。