「うちは一人っ子ですが、近くに頼れる親戚がおらず、入学したら一年生のときからいわゆる“鍵っ子”になるのがわかっていました。
でも、誰もいない家に帰る寂しさは両親が共働きだった私自身がよくわかっていて、わが子にはそんな思いをさせたくなくて。
夫は勤務状態を変えることは難しく、私がパートの時間を変更してもらうことにしました。
年明けにすぐ会社に事情を話し、春から勤務時間を調整してもらえるように何度も話し合いました。
早めに打ち明けたのがよかったのか、特に揉めることもなく無事に昼間の勤務が決まり、ホッとしましたね。
児童館に入会したので放課後はそこで過ごすようにして、私が勤務を終えたら迎えに行っています。
最初はひとりでの登下校も心配だし、しっかり子どもに寄り添えるので、子どもも喜んでくれるのが何よりうれしいです。
“小1の壁”は確かに大変だけど、どうなるかを想像して早めに動くのが大事ですね」(32歳/介護士)
共働きの場合、早く帰る子どもに家の鍵を持たせるのが心配、ということもあります。
何より、誰もいない家に帰るのは子どもにとって安らげず、できれば迎えてあげたいと思うママ・パパも多いと思います。
勤務の変更は簡単ではない場合も多いですが、まずは早めの相談から道を考えたいですね。
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