デートでも好きな本を「共有」して楽しめる

お店で出している珈琲は販売もされている 
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BUNDANができる前は、食堂「すみれ」が諸事情で撤退し、しばらく空きスペースになっていました。近くには食事のできる場所やお茶を飲めるミーティングスペースもありません。今年の7月末頃、文学館の職員や訪問客が困っているのを知った東京ピストルが、スペースの運営を担当することになったのだとか。

「草なぎが文学好きなこともありますし、弊社が文学系のグッズを出したり、本関連のプロダクトを作ったしていることも、文学館で出展するモチベーションになりました」(桜井さん)

デートスポットとしても使えそう! 日当たりの良いガーデン席もあるので、珈琲や食事を楽しみながら、ゆったり・まったりできます。膨大な本に囲まれているので、「この本いいよね」「これはおすすめ!」なんて、デート中に互いの好みや趣味を共有できるのもステキです。

街中のカフェとは異なり、喧噪から離れた立地に佇み、静かでゆったりとした時間が流れているBUNDAN。知る人ぞ知るカフェで、座席数も多いため、確実に座れるのも嬉しいですね。

文学館が入っている駒場公園はこれからの季節、紅葉もキレイに見えます。旧前田侯爵邸や日本民藝館など見て楽しめる施設も周囲にあるので、散策ついでのカフェ休憩にぴったりです。また、先日から無料でのWiFi利用も可能になり、仕事や作業に集中したいときにもおすすめです。

運営に携わる東京ピストルの
草なぎさん(右)、桜井さん(左) 
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文学館のように「食堂の場所/設備はあるけど、訪問客が少ないため経営が成り立ちにくい」施設は日本各地にあるそう。

「BUNDANを成功させることで、将来的にそういった全国の施設の有効活用をできればと考えています」と桜井さん。

営業は毎週日・月・第4木曜日を除く平日と、
土曜の9:30~16:30。

 

 

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フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。