蘇る「ファンタズミック! 」
第二幕のオープニングは、パークからの楽曲。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが手がけた映像が使われたショー「ファンタズミック! 」です。
アメリカのディズニーランドで上演され、東京ディズニーシーでは2011年から2020年まで上演されました。
今回は東京ディズニーシーでのバージョンを演奏。
オープニング、プリンセス、ヴィランズ、フィナーレとボリュームある内容です。
映像は、ショー終了時に公開され、今はもう観られない公式映像が登場。
オーケストラの迫力あるサウンドと、ショーの貴重な映像が楽しめます。
『モアナと伝説の海』からは、「どこまでも 〜How Far I’ll Go〜」。
そして日本初披露となるオリジナル組曲です。
歌はない組曲で、『モアナと伝説の海』の世界観を表現した壮大な音楽が楽しめます。
『美女と野獣』の美しさを再発見
最後の演目は『美女と野獣』。
東京ディズニーランドにアトラクションが誕生し、この1年で最注目された映画の音楽の魅力に改めて迫ります。
ささきフランチェスコさんによるナレーション付きの「プロローグ」に始まり、「朝の風景」、「ひとりぼっちの晩餐会」、そして「愛の芽生え」。
ベルに焦点を当てたという選曲で、アラン・メンケンとハワード・アシュマンによる名曲たちがオーケストラで蘇ります。
「美女と野獣」は映像もあわせて堪能でき、当時最新鋭だったCGも用いた大胆な構図と美しいアニメーション、それを彩るポット夫人による独唱の壮大かつ繊細な音色で、不朽の名作と言われる所以を再確認できます。
そして最後は「奇蹟の変身」。
野獣の死から映画のエンディングまでを貫く約6分もの楽曲です。
最後にはヴォーカリスト全員によるコーラスで、約2時間半のプログラムを締めくくります。
感動の「星に願いを」
ディズニー・オン・クラシックのアンコールといえば、「星に願いを」。
今回は第一幕の『ピノキオ』で「星に願いを」が披露されていますが、いつもの形式で再登場します。
普段は客席も一緒に合唱しプログラムを完成させる演目ですが、昨秋の公演から客席は“心の中で”歌う形式になっています。
またみんなで歌える日を願う特別な「星に願いを」。
今回は歌詞を見て合唱しない代わりに、スクリーンでウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによる映像が流れます。
ディズニーアニメーションのキャラクターたちが願いをかけ星を見つめたシーンが次々と流れ、願いの大切さを改めて教えてくれているようです。
この時勢だからこそ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとのコラボレーションだからこそ実現できたひとときでした。
《公演スケジュール》 ※開場時間は開演1時間前となります。
5/21(⾦)19:00開演 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)
5/22(⼟)18:00開演 市⺠会館シアーズホーム夢ホール(熊本市⺠会館)
5/23(⽇)16:00開演 上野学園ホール(広島)
5/28(⾦)19:00開演 アクトシティ浜松 ⼤ホール
5/29(⼟)18:00開演 愛知県芸術劇場 ⼤ホール
5/30(⽇)17:30開演 ⾦沢歌劇座
6 / 6(⽇)15:00開演 富⼠市⽂化会館ロゼシアター ⼤ホール
6/10(⽊)19:00開演 東京国際フォーラム ホールA
6/11(⾦)19:00開演 東京国際フォーラム ホールA
6/12(⼟)17:30開演 ホクト⽂化ホール(⻑野県県⺠⽂化会館) ⼤ホール
6/13(⽇)17:00開演 ⾼崎芸術劇場 ⼤劇場
6/17(⽊)19:00開演 フェスティバルホール(⼤阪)
6/18(⾦)19:00開演 ロームシアター京都 メインホール
6/19(⼟)16:30開演 神⼾国際会館 こくさいホール
6/25(⾦)19:00開演 サントリーホール(東京) ☆スペシャル・コンサート