「息子の保育園の進級で、新しいお友達が数人クラスに入ってきた時のことです。

元から同じクラスにいた子のママが、新しいお友達のママの出身大学や、パパの職業をわりと細かく知っているんですよね。

気になって理由を聞いたら、ごく当たり前のように『SNSでパパやママの名前を検索して調べた』と笑顔で言うんです。

いくらSNSが当たり前な時代とはいえ、人様の家のことを無断で調べるか? とドン引きしました。

そういえば私も、『〇〇くんママって、〇〇くんが生まれる前まで夫婦でオーストラリアに住んでいたんでしょ?』『旦那さん、サーフィンするんだ?』と当然のように聞かれたことがありました。

あの時は、誰か他のママ友に聞いたのかなと受け流していたけど、まさかあれも……」(彫金師/35歳)

このママ友の怖いところは“悪気がない”というところですね。

ママ友同士で「あのママは何歳なんだろう?」「どんな仕事をしているのかな?」と気になるのはある程度普通のこと。しかし、そんなことは普段の会話の中で本人に聞けば良いだけの話です。

直接聞かれれば何も気にならないことでも、陰で詮索されると誰しもいい気分はしないものです。