「去年、全国で発令された緊急事態宣言には本当に驚きました。

どこで感染するかわからないのも怖いですが、もっと恐怖を感じたのは“感染経路“です。

『もし私か彼が感染したら、行った場所を言わなくてはならない』

と思うと、ごまかせないしそれで不倫がバレたら最悪ですよね。

どれだけ影響があるかを考えたら、嘘をつく、という選択肢はありません。

私も彼も同居している家族がいて、うつしてしまう可能性も高いです。

自分勝手な言い分ですが、慰謝料のほかに損害賠償みたいなものまで請求されたらと思うと恐ろしくて、彼とも会う気になれません。

彼とコロナの話題で話すのも何だか後ろめたさが倍増して、少しずつ連絡が減っていき、今は音信不通です。

彼のことは好きでしたが、不倫をやめるいいきっかけになったと今は思っています」(37歳/介護士)

感染すれば、必ず調べられるのが感染経路です。

「不倫相手とホテルにいました」なんて、言いたくないし嘘をつくなんてもってのほか。

ほかの人にも感染がひろがれば、被害の責任を問われる可能性も避けられません。

コロナでなくても選択するべきではない不倫ですが、終わる契機になったのなら、二度と既婚者と関係を持たない覚悟が持てるといいですね。