使う「洗剤」で大きな違いが!

部屋干しするときに使う洗剤も、結構大事です。

「洗剤なんて、どれも同じでしょ?」と適当なものを選んで使っていたら、それがニオイの原因のひとつになっているかもしれません。

部屋干しで嫌なニオイを発生させたくないなら「部屋干し用」の洗剤を使いましょう。

普通の洗剤と、部屋干し用の洗剤の一番の違いは“除菌力”!抗菌剤のような、雑菌を発生させない成分が、普通の洗剤よりも多く入っているんです。

そのため、部屋干し用の洗剤はニオイを抑える力が断然強いです。

ただし、抗菌力と合わせて洗浄力も強いものが多いので、洗濯物がダメージを受けやすいのがデメリット。

そこで、このデメリットがない部屋干し用洗剤はないのか?と見つけたのが『ラボン 柔軟剤入り洗剤』。

これは部屋干しにベストな抗菌力を保ちつつ、洗浄成分には、一般的な部屋干し用洗剤に入っている蛍光剤や漂白剤、着色料が入っていないんです。

色落ちが気になるデリケートな衣類にも安心して使える上、部屋干ししたときのニオイも防いでくれるし、比較的安価。スーパーで買えるので、日常使いにおすすめです。

部屋干しのときこそ“ディスタンス”が重要!

部屋干しをする時に重要なこと。それは“ソーシャルディスタンス”ならぬ“ディスタンス”。

洗濯物と洗濯物の間隔は広ければ広いほど◎。間隔が狭いとそこに湿気がたまりやすくなり、ニオイが発生しやすくなってしまいます。

そして、ニオイを発生させたくないなら、カーテンレールに引っ掛けて干すのはやめましょう。

カーテンレールがある窓際は空気の循環がないため、せっかく部屋を除湿しても効果が得られません。

また、カーテンレールは意外に汚れているため、濡れた洗濯物にその汚れがついてしまいます。

部屋の真ん中に間隔をあけて吊り干ししてください。

部屋干しに使える便利アイテム

部屋干しをする時にぜひ使ってほしいもの。それは夏の便利アイテム「ハンディファン」です。

乾きにくい素材や厚手の衣類はハンディファンを当てるようにしておくと、より空気の循環がよくなり、乾きやすくなります。

扇風機がある場合は首振り状態にして回しておくのがベストですが、扇風機を使わないシーズンオフ時の場合、ハンディファンは手軽に使えるので便利ですよ。

ちょっとしたことで、部屋干しのあるあるな悩みは解消できます。ぜひ試してみてくださいね。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11