「僕は保険会社でパンフレットを作る仕事をしていたんですが、その部署には資料を整理したりするために派遣スタッフの方を数名雇用していました。

その中に年齢の近い女性がいて、僕のほうから誘って恋愛関係になりました。

彼女は僕と付き合う前からデスクの下などで隠れてスマホをよく見ていて、それが他の派遣スタッフの方からいいように思われていなくて、僕以外の社員から注意を受けていました。

そこから彼女は度々トイレ休憩をとるようになり、それが付き合った直後というタイミングだったこともあって、彼女のトイレ休憩とともに僕のスマホが震えるという事態に。

付き合ったばかりの頃は僕も浮かれていて、気にせずに彼女のメールに返信していたんですよ。

それを目ざとい他の派遣スタッフに見つかり、噂になってしまって……。

彼女を含め派遣の方はパンフレットの更新の時期のみの短期だったので気まずい時期は短かったので耐えることはできましたが……。

上司から私用でスマホをいじっていたこととともに彼女のことを指摘されるまでに至りましたね。

今回、相手の同性受けが悪いと目をつけられやすいんだなってことを学習しました(苦笑)」(32歳/保険会社)

もし彼女が仕事をきちんとするタイプだったなら、上司から注意を受ける事態は避けられたでしょう。

付き合った相手の同性受けがどうなのかは、社内恋愛が好意的に見られるかどうかが左右される重要なポイントです。

社内恋愛ではすぐに付き合うのではなく、相手の自分以外に接する態度なども見て判断してみたほうがいいのかもしれません。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。