MCを挟んで新曲の『D.E.INCUBUS』。近年ヴィジュアル系でも定番になりつつあるタオル回しが似合うアッパーなナンバー。続いても畳み掛けるように『Mechanical beauty』『Wrash of GOD』『APOCALYPSE』見てるこっちも暑くなりそうな暴れ曲が続いて、本編ラストは『Sliver』で締めくくられました。
アンコールでまず登場したのはドラムのメトさん。スクリーンに「mtn_jkn*(メトの時間)」と大写しにされ、ドラム・ソロが始まりました。「メトー」「メトメトメトー」「\メートー?/」とメトさんを呼ぶ声も様々で可愛らしかったです。
そのまま他のメンバーも登場し、『Chameleon YUMMY』、そして1月にリリースされるシングルからタイトルチューンの新曲『アヴァロン』が登場。踊るようにベースを弾く恋一さんは、ダンサブルな『invisible Towor maker』での生き生きした動きが本当に素敵でした。
そしてMEJIBRAY随一の体力消耗ソングだと思われる『トロシナ』へ。「BLAZE壊しちゃおう!やっちゃうよー!死ね!死ね!」と煽る綴さん。そして彼らの代表曲といえる『カルマ-瓦礫のマンティコーラース-』。最後にとっておいただけあって盛り上がりっぷりときたら……。ファンの方も最初から最後まで全力で、バンドとの関係が今すごく良い状態にあるのだなあと感じました。
そしてもう二度目のアンコールは『Divergence』。年明けのツアーと来年の3月3日、恵比寿リキッドルームでのワンマンライブを発表。「今日という日を忘れないで、今日という日を何年後かに思い出して、『あの日があったから今がある』と思ってもらえたら嬉しい」「ライブは終わってしまうけど、ただ終わるのではなく、新しいスタートラインへ向かうための終わり」と綴さんが言うように、これが最終地点ではなく、もう一段階バンドがステップアップする可能性を秘めたライブだったと感じました。