「元彼は、同じジムで働くインストラクターでした。
仕事の環境がわかっているから苦しいときも励ましあえて、臨機応変な付き合い方ができると思って私から告白しました。
ふたりとも異動がないポジションで、それもよかったと思います。
でも、仕事の忙しさやお給料の低さなど、結婚にはなかなか踏み切れない状態が続き、気がつくと四年。
会社の人たちには交際は報告していましたが、結婚について尋ねられることもなくなっていました。
『まあ、いいか』
と自分でも感じていましたが、先に動いたのは彼氏のほうで、ある日
『好きな女性ができた』
と言われてすっぱり別れました。
会社で顔を合わせても特に気まずくなることはないけれど、“この人と四年も一緒にいたのだな”と改めて感じると、もう少し真剣に結婚について考えればよかったかもしれません」(33歳/インストラクター)
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社内恋愛は、距離が近いし仕事の状態がわかるぶん、交際に発展しやすいことは確かです。
その反面、お付き合いに刺激がなくなるのも早く、コミュニケーションが“ルーチン化”することもあります。
会社でも一緒なら別れるきっかけがなく、かといって先に進む決断もしづらいのですね。
社内恋愛は、交際期間が長くなる前にどこかでけじめをつける姿勢が大切といえます。
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