子どもたちを支えるのは自己肯定感と根拠のない自信

ーさやかさんから見て”ママ”ってどんな風に見えていますか?どのような印象から、今回イベントのターゲットになったかを知りたいです。

さやかさん:情報が溢れる中で、とても窮屈そうに見えます。「家事も完璧にしなくちゃいけない」 「恥ずかしくないようにしつけなくちゃいけない」と、何が“正しい”かを模索して一生懸命に見えます。

私の母も最初は沢山の育児書を読み漁り、そこに書いてあるいろんな方法を試したそうです。でも、何を試しても結果が良くならなかった。結果が悪ければ、他の方法に変えてみる。

そうやっていたら、もう試すことがなくなっちゃって、途方にくれちゃった。

だから、もう、完璧じゃなくていいやって、いろいろ諦めて開き直った瞬間があったんだそうです。そしたら突然子育てが楽になって、楽しくなった、と母は言います。

他の家の子育てと比べなくていいや、うちはうちだもんって。それが、結果的には子どもたちの自己肯定感を育むことになったのではないかというのが母の持論です。

坪田先生。今回のイベントにも出演。

「ワクワクすることを自分で見つけられる人になってほしい」という母の願いは、私が高2の夏に坪田先生に出会って、「私も慶應いく!」とワクワクから新たな目標を自分で見つけられた時に、形になったんだと思います。

大人がワクワクできる、体験型のコンテンツがイベントの中心

ーこのイベントの見どころ、他のママフェスとはここが違うというのはどういう点ですか?

TRUNK BY SHOTO GALLERY

さやかさん:とにかく大人がワクワクできる空間です。私は大学卒業後ウェディングプランナーをしてきたので、たくさんの結婚式場を見てきましたが、今回会場としてお借りするTRUNK BY SHOTO GALLERY は今一番おしゃれで大人気の結婚式場です。

ディズニーランドの門をくぐったら大人も別世界に入ったみたいにワクワクできるように、

今回のイベントも会場の門をくぐったらやぐらがあって、その下には芝生が広がっていて子どもが遊べるスペースになっていたり、その端にはミニステージがあって、脇にはママが座って休憩できるスペースがあって…と、どこを撮ってもフォトジェニックであることも他のイベントにはない魅力の一つです。

イベント内容としては体験型のコンテンツ重視で構成しています。

2階ではセミナールームで坪田先生の講演があります。坪田先生は心理学の先生なので、子供との接し方とか上手な褒め方、叱り方とか、ママたちがダイレクトに聞きたいことを聞けるんじゃないかと思います。

てぃ先生

あと、ツイッターで40万人以上フォロワーがいる人気男性保育士のてぃ先生のセミナーもありますよ。

また、ビリギャルの本や映画を見てくれた人は私の母、ああちゃんのファンが多いのですが、ああちゃんのセミナーや少人数制での悩み相談会も開催予定です。

他には、プロのヘアメイクさんによるヘアメイク体験や、プロのカメラマンさんが親子の写真を撮ってくれてデータをくれたり、待ち時間にはプロの保育士さんが子育ての悩みを聞いてくれたり、座ってできるヨガレッスンや絵本と音楽のステージなど本当に私が紹介したいものを集めているので、ぜひお時間が許す限り、いろんなコンテンツを楽しんでいただきたいです。

おしゃれなランチもご用意しています。

元ビリギャルがこれから取り組みたいこと

ーかなり盛りだくさんの内容ですね!このイベントを契機にしたい今後どのような活動を予定していますか?

さやかさん:私の経験が少しでも役に立つのなら、誰かを勇気づけられたり、元気に出来るような活動をしていきたいです。そのために、今後できることなら、学生や、その親御さん、もっと小さな子どもを持つ親御さんなど、いろんな方にもっと直接話をする機会を持ちたいです。

今たくさん依頼をいただく講演会はすごくやりがいがあって、メディアではなかなか伝わらないことも、同じ場にいるだけでこんなに人の心を動かせるのかって、私自身が感動します。たった1時間でこんなに感動してくれるなら全都道府県、すべての学校や地域を回りたいなって思うくらいです。

また、小さな子どもたちのために、まずはやっぱりママを少しでも楽にさせてあげられることをしたい。私にはまだ子どもがいないけど、だからこそ、子ども代表としてもう少しだけ、いろんなことを伝えていきたいし、自分にできることをしたいと思っています。

「ビリギャルがなぜ、ママイベント?」には、伝わりづらいかもですが、そんな思いがあります。

まずは、このイベントが、当日お越しいただけるママたちにとって、少しでも楽になってもらえるきっかけの場となりますように。

渋谷でママ大学

■日時:2017年10月11日(水)10:00〜16:00
■会場:TRUNK BY SHOTO GALLERY
東京都渋谷区松濤1-5-4(渋谷駅から徒歩5分)
■入場券:3000円/大人1名(未就学児のお子様は無料)
※フードブースは有料、数量に限りがあります。

システムエンジニア、携帯向け音楽配信事業でのシステム運用、マーケティング職を経て、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。主に育児、教育関連の記事を執筆。子連れで楽しめるサービス探しと世界の子育て事情に興味津々の日々。ストレス解消はお酒と映画。