履歴書や職務経歴書作成をサポート

転職に必要なものと言えば、「履歴書」や「職務経歴書」ですが、こういった書類を作成するのは意外に時間が掛かり、面倒くさいものです。

ブラック企業に勤めていれば尚更時間が取れませんから、この作業を労働時間外にしなければならないと思うことが転職へのハードルを高めてしまいます。

だったらこの作業を妻が担当してあげればいい、と話すのは、夫の前職がブラック会社だったというSさん。

夫から職歴や、これまでやってきた仕事内容、アピールしたいポイントなどをあらかじめヒアリングしておき、それをうまく文章にしてまとめてあげたそうです。

読まれる職務経歴書を書こうと、インターネットや書籍で知識を習得し、熱意を込めて作成した結果、見事転職に成功したそうです。

リサーチや転職エージェントの手配を妻が担当する

ブラック企業に勤める人は多忙なため、転職先を探す時間がありません。たまに取れた休日も疲れ切っており、体を休めるだけで精一杯です。

そんな夫に代わり、リサーチは妻が担当すればいい、と話すのは、夫の前職がブラック会社だったというMさん。

Mさんは夫から希望条件を聞きだし、夫の名前で片っ端から転職サイトに登録し、日課のように求人検索をしたそうです。

それだけでは足りず、転職エージェントにも問い合わせをし、夫の会社近くで昼休みに面談ができるようアポ取りまでしたと言います。

このような妻の行動力が実を結ぶこともあるようですね。

夫の仕事が原因で家庭がうまくいっていない家庭が多いことからも分かるように、夫の仕事は家庭環境を変えるほど重要です。

夫のブラック企業勤めが、夫の体や心を蝕み、家族のコミュニケーションを減らし、やがては家庭崩壊を招く可能性も十分にあります。

現状に不満を抱き、変えたいと思っているのであれば、夫ばかりに責任を押し付けるのではなく、家族を守るために妻がサポートしてあげることも必要ですね。

妻の行動力が、家族の未来のかたちを変えることになるのかもしれません。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。