日々節約を意識して生活しているママは多いですね。

節約と言えば何かしら「我慢」というイメージがつきものですが、欲求を抑えて我慢することはなかなか続かないもの。

我慢をせずとも、意識をするだけでもっと楽に節約できれば、日々の生活がもっと楽しくなるはずです。

今回は、普段の生活の中で無意識にやっていた行動を意識的にやめたことにより、大きな節約につながったと思うことについて、節約を意識しながら家計を支える主婦たちに聞いてみました。

我慢して頑張る節約よりも、無意識にやっていたことを意識してやめる事の方が楽ですし、続けやすいものです。

日々家計を支え、頑張るママの参考になれば幸いです。

他の家庭の貯蓄額や年収を気にするのをやめた

インターネットやテレビのニュースなどでよく耳にするのが、「世帯の貯蓄額」や「世帯年収」ですが、最近、総務省が出した「世帯平均貯金額」を見てみると1世帯あたりの平均貯金額は1,820万円だそうです。

その数字を聞いて驚いた人は多いでしょうが、気になるのは友人やママ友の家庭はどうか、ということ。

本当に他の家庭はそんなに貯蓄があるものなのか、うちはそんなにないけれど大丈夫なのだろうか…。そればかりが気になってしまいますが、そこばかりを気にしていても家計は何も変わらないということに気が付き、いちいち気にするのをやめました、と話すのはSさん。

Sさんは、「1,820万円は程遠い数字ですし、よそはよそうちはうちと考え、自分にあった節約方法を見つけ無理なく少しずつ貯金を増やしていく方がよっぽど気が楽ですし、堅実です」と話します。

他の家庭を気にし過ぎ落ち込んで不安になっていても、何も行動しなければ現実は何も変わりません。出来ることから行動に移していく。

よその家が車を買い替えたり、海外旅行とかに出掛けたということを聞くと、貯蓄額や年収などが頭をよぎりますが、いちいち気にしないことが一番だそうです。

3品で1,000円のまとめ売り商品を買うのをやめた

スーパーやディスカウントストアなどでよく見かける「3つで1,000円」というものですが、割安感があってつい手が伸びてしまうという人も多いはず。

しかし必要だと思っていない、使わないものを無理やり選び、まとめ買いをして得した気分になっていても、買ったあと使わなかったらそれは単なる無駄というものです。

3品1,000円は、お客さんに安く見せお得感を与えるための店側の戦略だと知ったHさんは、まとめ買いをしなくなってから毎月の貯金額が増えたと言います。

1パック350円の豚肉を3つ買えば1,050円ですから、50円得したことになりますが、本当に必要な1パックだけを買っていれば、650円も節約できたことになるのです。

冷静に考えれば誰でも分かることですが、女性は買い物に出ると、お得かもしれない、買わなきゃ損だと思い、流されてしまう傾向にあるようですね。